『オールナイトフジ』と『夕やけニャンニャン』
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「オールナイトフジ」の特別版「オールナイトフジ女子高生スペシャル」(1985年2月23日、3月16日、共に16:00 - 17:25)から派生し、同年4月、月曜から金曜までの平日のベルト番組「夕やけニャンニャン」の放送が始まった。スタッフ陣はほぼ同じで、番組路線的にも「オールナイトフジ」のフォーマットを踏襲した生番組の情報バラエティ。 番組アシスタントとして、オールナイターズと同様に女子学生で構成されたおニャン子クラブも作り出す。こちらでもグループ本体はもとより、数々のグループ内ユニットやソロで、歌を出す・写真集を出す・他番組への出演など番組の枠を越えた芸能活動を行った。ただし、オールナイターズとは違って、おニャン子クラブは立ち上げのメンバーを除いて以降は番組内の公開オーディションで選ばれ、必ずしも素人ではなく加入前から芸能事務所に所属している者も多かった。 出演者も「オールナイトフジ」と掛け持ちで、初期の司会に片岡鶴太郎、中期から末期に掛けて松本伊代を配し、おニャン子クラブのメンバーであった内海和子もオールナイターズのメンバーとして出演(その後立見里香も出演)。また、とんねるずは初期は連日出演 するなどしたが、「夕やけニャンニャン」開始と時を同じくして爆発的に売れっ子となっていったため、次第に出演する曜日は減り、中期からは水曜日のみの出演となった。 番組開始当初は7局ネットで、番組とおニャン子クラブの人気上昇と共にネット局が増え、最終的に23局ネットまで拡大したが、急激な“おニャン子”人気の低落や番組自体のパワーダウンもあり、1987年8月一杯で終了した。フジテレビと「オールナイトフジ」のスタッフはその後もこの番組と同様のコンセプトを持たせた番組として「パラダイスGoGo!!」(1989年4月から1990年3月まで)やそれに出演するフジテレビ主催・運営のタレント育成講座の乙女塾を作った。「パラダイスGoGo!!」にもまた当時の「オールナイトフジ」出演者(田代まさし、B21スペシャル等)が掛け持ちしていて、近似した番組作りが行われていた。
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