『ウルトラゼロファイト』第二部「輝きのゼロ」
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「ウルトラマンゼロ」の記事における「『ウルトラゼロファイト』第二部「輝きのゼロ」」の解説
怪獣墓場での戦いを、闇の神殿で5人の宇宙人ダークネスファイブ(メフィラス星人・魔導のスライ、ヒッポリト星人・地獄のジャタール、テンペラー星人・極悪のヴィラニアス、デスレ星雲人・炎上のデスローグ、グローザ星系人・氷結のグロッケン)に見られていた(彼らと断末魔のグラシエも「あのお方」という言葉を口にしており、ゼロは何者かに狙われていることが判明する)。 惑星ファネゴンで暴れるキングシルバゴンを慈愛の力・フルムーンウェーブで鎮めた直後、ジャタールが変身したウルトラの母から仲間の危機を伝えられ、ウルティメイトフォースゼロの秘密基地として建造していたマイティベースに急行するが、すでにグレンファイヤーとミラーナイトは奇妙な格好のままブロンズ像にされてしまっており、次々に現れるダークネスファイブと激闘を繰り広げることになる。 その途中、怪獣墓場にいたピグモンがスライの人質となってしまい、元の姿に戻ったグレンファイヤーとミラーナイトを含むウルティメイトフォースゼロの仲間たちの協力を得て怪獣墓場へ急行するが、そこでグラシエやダークネスファイブの黒幕だった「あのお方」ことカイザーダークネスが姿を現す。その正体が、アナザースペースで完全に倒したはずのウルトラマンベリアルであることに驚愕しつつも、激闘の末にウルティメイトゼロとなってこれを粉砕する。だが、破壊されたアーマードダークネスから抜け出たベリアルの魂に肉体と意識を乗っ取られ、ゼロダークネスと化してしまう。 手出しはできない状態になりながらも意識は残っていたが、アナザースペースに戻ったゼロダークネスがウルティメイトフォースゼロの仲間を次々と倒し、乗っ取られた状態とはいえ仲間を手にかける姿を見せつけられたことで、意識は絶望して消えかけてしまう。しかし、俯く自分に前へ進むことを促す仲間たちの呼びかけや必死にベリアルたちの行く手を遮ろうとしたピグモンの姿もあり、守るべき物があるウルトラマンという物を再認識して復活を遂げ、ベリアルの魂を追い出してシャイニングウルトラマンゼロへ覚醒する。その能力で時間を逆行させ、ウルティメイトフォースゼロの仲間を復活させるだけでなく、ベリアルの魂を消滅させてダークネスファイブを撤退させる。元の姿へ戻った後、覚醒中のことを覚えていないながらも、蘇生した仲間たちとの再会を喜んで新たにピグモンを迎え入れ、ともにマイティベースへ帰還した。 後に『ウルトラマン列伝』最終話では、グレンファイヤーと共にこの時の戦いを振り返っている。新たな能力に目覚めたことでベリアルに打ち勝ち仲間たちとも再会できたが、ゼロダークネスと化して一度仲間を手にかけてしまったことは今でも心の傷として残っていたうえ、時間逆行による影響でベリアルまで復活させてしまったことにも気づいており、もしまた同じ事態が起きた時にシャイニングの力を使えるかどうかも分からないため、その恐れから仲間のもとを去ろうと考えていたが、グレンから「俺たちはみんなお前を信じている」と励まされると同時に、自分も仲間たちを信じていると気づかされたことで迷いを振り切ってグレンと組手を行いつつ、これからの戦いへの新たな決意を固めた。
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