『まんゆうき』関連人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/21 01:27 UTC 版)
萬々(まんまん) 『まんゆうき』に登場した山に住む老婆仙人。かつて妖怪コレクターとして鳴らし、地上の妖怪を絶滅に追いやった。容姿を気にしているのか、しばしばダイエットや若返りに興味を示す。自ら描いた妖怪図鑑を漫画として出版し、印税生活を目論むが、漫画の概念を誤解している。作中にて、海中で目をサーチライトのように光らせたり、屁をジェット噴射の様に使って海中を爆進、更には不意討ちで背後から襲い掛かった乙姫を擦り抜けるなどといった能力を初披露している。後に玄じょうの師匠である玄々の元カノであったことが判明。娘々により自身の妖怪帳の刊行に成功するものの妖怪がいないので重版されず激昂し、萬々山の鎮宝庫を破壊して妖怪達を解放したため、世界は再び妖怪が繁殖し妖怪帳がバカ売れして億万長者になる。 娘々(にゃんにゃん) 『まんゆうき』に登場した萬々の弟子でショートカットの女の子。魚釣りを命じられて海に行くが、助けた亀に龍宮城へ拉致される。前作同様、動物と会話が可能(綺麗な心を持つためという)。萬々の妖怪図鑑をチンプ編集部に持ち込むべく、チンプの出版元の臭A社があるカンダーラへ旅に出る。が途中、辿り着いたトンネル村の村長からゾンビ退治を任され、色々あって何とかゾンビを退治した。その後、なんだかんだでカンダーラに着きそこで太郎と対面した際、太郎が恐れるほどのカブ気を持っていたことが判明。妖怪図鑑を編集部に持っていき一蹴されるものの、副編集長から都城で暴れる太郎を鎮圧してくれれば妖怪図鑑を出版するという約束で太郎を壷の中に封印し、萬々山へ帰った。 龍々同様に驚異的な治癒力があるらしく、前作で萬々から虐げられても無事な理由が補完されている。 龍々(ろんろん) 娘々と共に捨てられていた、双子の妹っぽい存在。娘々と共に萬々の奴隷にされかけたが、反抗的な態度だっため、3年間壷に閉じ込められていた。娘々がいなくなったので補欠として開放されるも、態度は変わらず、萬々に返り討ちに遭う。しかし、娘々とは詳細は不明だがレズビアン(ただし性知識が全く無い娘々は龍々の意図が良くわかっていない様子)で仲は良かったらしく、そこにつけこんだ萬々の虚言に騙され、渋々従うことに。 昔は光線が出せ、空が飛べたらしく、仙術では娘々より優れていたらしいが、今は長い間封印されていたせいか、殆ど出来なくなっている。しかし、萬々が呆れるほどの自己治癒能力だけは健在である。
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