「狂」メンバー
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木岡 徳(きおか とく) 大阪府出身、「狂」メンバー。金髪を刈り込んだ髪型で、目元が暗く眼が細い。チームの中でも一目置かれる存在で、馬野・赤坂と常に行動を共にしている。ギッチョと真清、赤坂からは「徳ちゃん」と呼ばれる。 自分と赤坂の恋人、自分の妹で馬野の恋人である木岡杏の3人を拉致監禁し強姦、杏を行方不明にした速水を追って、1984年に赤坂・馬野と共に鎖国島に入る。入島早々速水と衝突し、その衝突に介入してきた犬飼を介して東側の一員となったが、その後西側への襲撃に失敗して重傷を負い、内田・榊原の支配下で長期間治療に専念していた。 1984年の鬼祭りでは速水一派を襲撃するため脱出計画に参加しなかったが、杏が殺害されたことを知って予定を変更。馬野・赤坂と共に速水を拉致して広島本土経由で大阪へ帰還、「狂」に集合をかけ遺体を埋めた場所を吐かせた後処刑し、翌朝、杏の遺骸の一部と共に3人で鎖国島へ戻ってきた。 馬野 葵(うまの あおい) 大阪府出身、「狂」メンバー。年齢は徳・赤坂の1歳下で、馬ちゃんと呼ばれている。杏の行方を追うため鎖国島へ入った。1984年の鬼祭りの時に門林を襲撃し、杏が殺害されたことを知って激昂し門林を殺害した。 赤坂 紀之(あかさか のりゆき) 大阪府出身、「狂」メンバー。徳と同い年で、顔に大きな痣がある。恋人を速水グループに拉致・強姦され、復讐と杏の行方を突き止めるため徳・馬野と共に復讐のため、鎖国島入りする。真清と共に西側を襲撃した際には門林の相方を殺害している。 速水 翼(はやみ つばさ) 大阪府出身、「狂」メンバー。常に魚住を従えていて、二人で「水魚コンビ」と呼ばれている。 強姦などの常習犯で性行為の際に女の首を締める性癖のため「狂」の中でも制裁の対象となっていたが、魚住の存在により難を逃れ続けていた。木岡徳の妹で馬野葵の彼女である木岡杏らを拉致監禁し強姦、杏を殺害して山の中に埋め、警察や追手から逃れる形で魚住、門林、門林の相方と4人で鎖国島へ入った。 島では西側の一員となり、内田・榊原と共に悠々自適な生活を送っていた。1984年の鬼祭りと脱出作戦の遂行には協力せず、成果を無理矢理横取りするかのように脱出船に乗り込んだが、杏を殺害したことが徳ら3人に知られ拉致される形で本土へと連れて来られ、大阪で杏の遺体を埋めた場所を吐かされた後、「狂」メンバーが見守る中3人に処刑された。 魚住 駆(うおずみ かける) 大阪府出身、「狂」メンバー。坊主頭で両方の眉根に傷痕がある。 速水翼に盲目的に付き従っており、速水に敵意を向けられると激昂する。犬飼と互角の実力を誇るほど喧嘩が強く凶暴な性格だが、強姦などの趣味はなく速水の行き過ぎた行動を制止することも多いため、チームでは速水ほどの問題児ではないと見なされていた。喧嘩の時には棘つきのメリケンサックを装着する。 鎖国島に入った後は西側の一員、速水のボディガードとして働き速水の脱出を手助けしていた。1984年の鬼祭りが終わり速水が死んだ後も島に残り、1990年には犬飼と親友になっている。 門林(かどばやし) 大阪府出身、「狂」メンバー。相方と共に徳・馬野・赤坂と同じ職場で働いており、木岡杏に惚れていた。徳らへの劣等感が速水と共鳴し、杏らの強姦と杏の殺人に関与、速水らと4人で鎖国島へ逃げこんだ。1984年の鬼祭りで馬野に襲われ、「相方も死んだし殺し合いの生活に疲れた、死んだ杏はもう帰ってこないから仲良くしよう」と告げたことで逆上され、その場で殺害された。
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