「キャリア教育」の用語について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 04:04 UTC 版)
「キャリア教育」の記事における「「キャリア教育」の用語について」の解説
キャリア教育については、以前は循環再教育(リカレント教育)とも呼ばれていたことがあるものの、概念の広まりもあって、厳密には、キャリア教育と循環再教育(リカレント教育)が区別されて扱われるようになりつつある。 キャリア教育の文言としては、日本において近年話題に上っている「フリーター」や「ニート」と定義される若年層の雇用問題に対する政府全体の対策として、文部科学省、厚生労働省、経済産業省および内閣府の関係府省で連携強化を図り、2003年(平成15年) 文部科学大臣ほか関係4大臣によって取りまとめられた「若者自立・挑戦プラン」に基づき、将来を担う若者たちに勤労観、職業観を育み、自立できる能力をつけることを目的とする意味合いが深くなっており、これに基づいたインターンシップ推進や地域人材の活用などが行われ、一般的にこれらを総じて「キャリア教育」と呼称されている事が多い。 その他キャリア教育の意味としては、自分自身の専門的な資質・能力を維持・向上させるために、現職あるいは退職後も、講座・セミナーなどを受講し、知識・技能のリフレッシュを図ったり、社会人大学院や夜間大学院などで再び学び、職質・資格などの向上を目指すいわゆる「リカレント教育」「生涯学習」なども含まれる。また、資質・能力を維持・向上させるための制度や手法の整備などについても研究されている。 ここでは、学校教育におけるキャリア教育を中心に扱う。
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