「キャプテン・ジャック」に関する論争
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/21 03:16 UTC 版)
「ピアノ・マン (アルバム)」の記事における「「キャプテン・ジャック」に関する論争」の解説
「キャプテン・ジャック」の歌詞には「君をハイにする」というフレーズがあるが、2000年、ヒラリー・クリントンが上院議員選挙に出馬した際、スピーチ中にこの曲が流されて物議を醸した。本来「ニューヨークの想い」をかけるためにベスト・アルバム『ビリー・ザ・ベスト』が用意されたが、誤って「キャプテン・ジャック」を流してしまったとのこと。対立候補のルドルフ・ジュリアーニは、「クリントンはドラッグを肯定している」と批判し、歌詞を暗唱してみせたが、クリントンのスポークスマンは「ビリー・ジョエルに対するネガティヴな攻撃なんて、有権者に何の恩恵ももたらさない候補者のやること」と反論。ビリー本人は「キャプテン・ジャック」は反ドラッグ・ソングと主張し、ジュリアーニに対して「有権者は多くの重要な問題に直面している。僕が30年前に書いた曲に対する一政治家の解釈が、ニューヨーク州の有権者にとってそんなに重要な問題かい? そうは思わない」とコメントした。
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