「いなほ」「しらゆき」への転用
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「JR東日本E653系電車」の記事における「「いなほ」「しらゆき」への転用」の解説
2010年12月にJR東日本は、2012年3月ダイヤ改正で上野 - いわき間「スーパーひたち」「フレッシュひたち」全列車に本系列および651系置換え用としてE657系を導入し、本系列は当時定期運用が行われていなかったいわき - 仙台間に新設される特急列車に転用する計画を発表した。 ところが、2011年3月11日に発生した東日本大震災による被害ならびに東京電力福島第一原子力発電所事故による警戒区域に常磐線当該区間が含まれて不通となり復旧の目途も立たない状況から、本計画は白紙撤回され中止となった。またE657系への置換えも2012年3月ダイヤ改正では一部のみとなり、完全置換えは2013年3月ダイヤ改正となった。 一方でE657系置換えにより余剰となった本系列の新たな転用計画は、羽越本線・白新線特急「いなほ」への充当が立案され、2012年9月に2013年より485系置換えに7両編成を転用予定であると報道、2013年6月26日には新潟支社が同年秋から順次投入するプレスリリースを正式発表した。 さらに北陸新幹線金沢延伸開業に伴う2015年3月14日ダイヤ改正で新潟 - 直江津 - 上越妙高・新井間を信越本線・えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン経由で運転する特急「しらゆき」を新設。番台区分を1100番台とした転用改造施工の4両編成を充当することが2014年8月に発表された。この転用に伴い、全車新潟車両センターに転属した。
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