《大舞台》の正しい読み方
「大舞台」の正しい読み方
「大舞台」の正しい読み方は、「おおぶたい」である。ただ現在では「だいぶたい」と読んでも間違いではない。「だいぶたい」という読み方は、慣用読みと言われるもの。この慣用読みというのは、間違えて読む人の数が非常に多かったためにそのまま広く世の中に定着してしまったもの。したがって、現在、「大舞台」の読み方は、「だいぶたい」「おおぶたい」の二通りの読み方がある。「大舞台」の意味解説
「大舞台」は、「通常の舞台と比べて大きくて立派な舞台のこと」「自分の力量を存分に発揮することができる晴れの場所」という意味。例えば、「初の大舞台への出演が決まって、わたしはとても緊張している」という例文の場合、「大きくて立派な舞台」という意味で用いられる。また、「彼女にとって、これは大舞台だ」という例文の場合、「自分の力量を思う存分に披露できる晴れの場所」という意味で使用されている。なぜ「大舞台」と読むのか・理由
「大舞台」の「大」は訓読みで「おお(きい)」、「舞」は音読みで「ぶ」、「台」は音読みで「たい」と読まれる。したがって、3つの漢字を繋ぎ合わせて、「おおぶたい」となる。訓・音・音で読む三文字熟語である。「大舞台」の類語・用例・例文
「大舞台」の類語というと、「晴れの舞台」が挙げられる。「晴れの舞台」は「はれのぶたい」と読み、「結婚式や卒業式などの特別な舞台」という意味がある。「大舞台」とは「大きくて立派な舞台」という共通の意味があるので、「晴れの舞台」は「大舞台」の類語だと言える。ただ「晴れの舞台」は入学式や結婚式などの華やかなイベントを指して使われることが多い。一方、「大舞台」は自分がずっと憧れてきた舞台というニュアンスが強い。「大舞台」の用例・例文
・大舞台のプレッシャーを自らの手ではねのけて、立派な成績を残した彼は本当にすごい
・彼女は大舞台に立つために、長年、血のにじむような努力を必死にやってきた
・自分の今までの集大成を応援してきたファンに見せつけるのに最高の大舞台だ
・大舞台に立つという目標を掲げて、必死に練習を繰り返す友人を心の底から尊敬している
・あんなに憧れていた大舞台に明日自分が立つのだと思うと身がすくんでしまう
「大舞台」の英語用例・例文
「大舞台」は、英語で「grand stage」と表記される。「grand」には「雄大な」「豪勢な」、「stage」には「舞台」という意味があるので、「grand stage」は「大舞台」という意味になる。「大舞台」の英語用例・例文
He is strong on the grand stage.
(彼は大舞台に強い)
He played an active part on the grand stage and was looked at with envy.
(彼は大舞台で活躍して羨望のまなざしを向けられた)
《大舞台》の正しい読み方
「大舞台」の正しい読み方
「大舞台」の読み方は基本的には「おおぶたい」である。「だいぶたい」とも読む。一般的には「おおぶたい」の方が本来的な読み方とされる。「大舞台」の意味解説
「大舞台」とは大きくて立派な舞台のこと、自分の腕前を見せる晴れの場所という意味。また、俳優の堂々とした演技という意味合いもある。なぜ「大舞台」と読むのか・理由
「大舞台(だいぶたい)」は本来の読み方ではなく、慣用読みと呼ばれる読み方。慣用読みというのは本来とは異なる読み方が広く定着したことで、その誤った読み方も間違いではないとされたもの。「大舞台」を「だいぶたい」と間違って読む人が増えたため、「おおぶたい」も「だいぶたい」も正しい読み方となった。- 《大舞台》の正しい読み方のページへのリンク