《側溝》の正しい読み方
「側溝」の正しい読み方
「側溝」の正しい読み方は、「そっこう」である。ただし「そくこう」と読んでも間違いではない。もっとも、「そくこう」は発音する上で音便(促音便)が生じ、おのずと「そっこう」の音に傾く。「側溝」の意味解説
「側溝」とは、道路面に降って溜まった雨水などを排徐するため、歩道や車道、鉄道線路のわきに設けられている溝のことである。排徐された水は、下水道や河川に分散して流される。形状は様々でU字型のものやL字型のものなどがある。また、場所や必要に応じて、側溝の上にコンクリートで作られた蓋やグレーチングが取り付けられている。このことで、車道と歩道を視覚的に分けることができる上、側溝の中に人や物が落下することを防止できる。なぜ「側溝」を「そっこう」と読むのか・理由
側溝は本来は素直に音読みして「そくこう」と読んだが、促音便により「そっこう」に転じ、遂にはこれが標準的な読み方として定着した、と考えられる。「学校」が「がくこう」ではなく「がっこう」と発音されるのと同じである。「側溝」の類語・用例・例文
「側溝」の類語には、「雨うけ」「どぶ」「溝川」「溝」などがある。どれも、雨水などが集められ排水されるという意味がある。「側溝」の用例・例文
・私の家の前の道路には、側溝が設けられている。
・小学生のころ、側溝に落ちてしまった同級生を助けたことがある。
・最近は雨が降っていないので側溝に水が流れておらず、タヌキが通路として使っている。
・友だちと話しながら歩いていたら、側溝に落ちてしまった。
・学校にいた友達の服が汚れていたので理由を聞いたら、側溝に落ちてしまったからだと言っていた。
・今日は大雨なので、側溝の水が溢れ出そうになっている。
・隣の家の人が側溝で長靴の汚れを落としていた。
・側溝に蓋が付いておらず危険だという話をしたら、コンクリートの蓋を付けてもらえることになった。
・側溝の近くで遊ぶと危険なのですぐにやめるべきである。
・側溝に落とし物をしてしまい拾うことができたが、汚れて使い物にならなくなってしまった。
「側溝」の英語用例・例文
「側溝」の英語には、「ditch」「groove」「gutter」などがある。「側溝」の英語の用例・例文
・He fell into the gutter yesterday.(彼は昨日側溝に落ちた。)
・The gutters overflow by rainwater.(側溝が雨水であふれている。)
・He jumped the ditch.(彼は側溝を飛び越した。)
・She is afraid to jump over the ditch.(彼女は怖くてその側溝を飛び越せない。)
・The drunkard fell into the ditch.(酔っぱらいは側溝に落ちた。)
・I prepared the groove into the road.(道路に側溝を作った。)
・Today,I fell into the ditch.(私は今日、側溝に落ちてしまった。)
・She jumped her car over the ditch.(彼女は車で側溝を飛び越えた。)
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