《倦怠期》の正しい読み方
「倦怠期」の正しい読み方
「倦怠期」は「けんたいき」と読む。倦怠期は、倦怠(けんたい)+期(き)という構成の熟語である。同種の構成の熟語に「倦怠感」などもある。
「倦怠期」の意味解説
「倦怠期」は、物事に飽きが来てしまい、嫌気が差しはじめる時期のことである。とりわけ夫婦や恋人などの間柄について、パートナーとの関係に飽きる・疲れる・気持ちが冷める・嫌になるような状況を指す語として用いられる。到来する時期や程度の差こそあれ、大抵のカップルには倦怠期が訪れるものであり、どうにかして倦怠期を乗り越えなくては破局(離婚など)に至る可能性が高まる。倦怠期はもっぱら夫婦や恋人間の関係の冷え込みを指すが、「倦怠感」は体のだるさを指す語であり、倦怠期と倦怠感との意味上のつながりはない、
「倦怠期」の類語・用例・例文
「倦怠」の類語としては「飽きる」や「倦み疲れる」といった表現が挙げられる。「倦怠期」の類義語としては「マンネリ化」などが挙げられるかもしれない。マンネリ化は、新鮮さ・目新しさ・本来の意味などが失われて形式のみ画一的に踏襲しているような状態を指す語である。感動がなくなりつまらなくなってしまった、という意味合いにおいて倦怠期とマンネリは相通ずるものがあると言い得る。
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