要害

デジタル大辞泉

ぬみ【要^＝害／^▽要】

読み方：ぬみ

１ 攻防上で重要な地点。要衝。ぬま。

「賊虜(あだども)の拠(を)る所は皆是—の地(ところ)なり」〈神武紀〉

２ たいせつなこと。要点。ぬま。

「機(はかりこと)の—を宣示(のたまひしめ)して先づ当郡の兵を発せ」〈天武紀〉

よう‐がい〔エウ‐〕【要害】

読み方：ようがい

１ 地形がけわしく守りに有利なこと。また、その場所。「—の地」「—堅固な城」

２ 戦略上、重要な場所に築いたとりで。要塞(ようさい)。「天然の—」

３ 防御すること。用心すること。

「お侍様方の二腰は身の—」〈浄・千本桜〉

難読語辞典

要害

読み方：ヌマ（ｎｕｍａ）

要害

地名辞典

要害

読み方：ヨウガイ（ｙｏｕｇａｉ）

所在 岩手県一関市

要害

読み方：ヨウガイ（ｙｏｕｇａｉ）

所在 宮城県気仙沼市

要害

読み方：ヨウガイ（ｙｏｕｇａｉ）

所在 山形県東村山郡山辺町

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

名字辞典

要害

名字	読み方
要害	ようがい

名字辞典では、珍しい名字を中心に扱っているため、一般的な名字の読み方とは異なる場合がございます。

JMnedict

要害

姓	読み方
要害	ようがい

ウィキペディア

要塞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/01/23 14:09 UTC 版)

要塞（ようさい、英: fortress）とは、外敵等から戦略上重要な地点を守る為に築かれた構築物。とりで、砦、堡、塞、城砦、城堡（じょうほう）ともいう。

ウィキペディア小見出し辞書

要害

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2019/08/31 03:21 UTC 版)

「仙台藩の城砦」の記事における「要害」の解説

江戸時代中期に固定された（伊達21要害）。一関要害・岩沼要害は分封大名設置時には陣屋扱いとなった。 岩谷堂要害（江刺郡） 人首要害（江刺郡） 上口内要害（江刺郡） 金ヶ崎要害（胆沢郡） 水沢要害（胆沢郡） 高清水要害（栗原郡） 宮沢要害（栗原郡） 佐沼要害（登米郡） 岩出山要害（玉造郡） 登米要害（登米郡） 涌谷要害（遠田郡） 不動堂要害（遠田郡） 岩沼要害（名取郡）－岩沼藩 船岡要害（柴田郡） 川崎要害（柴田郡） 角田要害（伊具郡） 金山要害（伊具郡） 平沢要害（刈田郡） 亘理要害（亘理郡） 坂元要害（亘理郡） 新地要害（宇多郡） 一関要害（磐井郡）－一関藩（のちに城主格大名となる）。伊達21要害には含まれない。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

要害

出典:『Wiktionary』 (2021/08/21 08:57 UTC 版)

名詞：ぬま

要 害（ぬま）

1. 「ぬま」を参照。

名詞：ぬみ

要 害（ぬみ）

1. 「ぬみ」を参照。

名詞：ようがい

要 害（ようがい）

1. 攻防で有利となる地形や、そういった場所。
2. とりで。要塞。
   • 自然の要害

発音^(?)

よ↗ーがい

Weblio日本語例文用例辞書

「 要害」の例文・使い方・用例・文例

• 地中海の入り口を守る要害の地ジブラルタル.
• 要害に拠る
• 要害堅固の城
• 強襲によって要害を略取した
• 要害を急撃して之を略取した
• 要害を守る、持場を守る
• 守るにやすく攻むるに難き要害なり
• 戦略要点（要害）
• 戦略要地（要害）
• この高地は要害を扼している
• 馬関は要害の地である
• 守るに易く攻むるに難き要害である
• 要害を扼す
• 山と川が自然の要害をつくっていること
• 天然の要害をなす土地
• 要害である場所
• 山が囲んでそびえ,川が帯のように流れる自然の要害