きわま・る〔きはまる〕【極まる/窮まる】
読み方:きわまる
[動ラ五(四)]
1 ぎりぎりの状態までいく。限度・限界に達する。「感—・って泣く」「—・るところを知らない征服欲」
2 (形容動詞の語幹に付いて)この上なく…である。「退屈—・る話」
3 (「谷まる」とも書く)動きがとれなくて困りはてる。窮する。「進退—・る」
5 決まる。定まる。
きま・る【決(ま)る/▽極まる】
読み方:きまる
[動ラ五(四)]
1 不確か・未決定であった物事が最終的にはっきりして、動かない状態になる。さだまる。決定する。「方針が—・る」「有罪と—・る」
2 変わらないで同じである。一定している。「毎朝—・った道を通る」「買う店が—・っている」
3 (「…にきまっている」の形で)疑う余地がなく、当然である。きっとそうである。また、必ずそうなる。「冬は寒いに—・っている」「そんなことを言われれば、だれだって怒るに—・っている」
4 スポーツや勝負事で、技がうまくかかったり、ねらいどおりに運んだりする。また、勝負がつく。「背負い投げが—・る」「速攻が—・る」「東土俵で—・る」
5 (「きまっている」「きまってる」の形で)物事の型や服装などが、きちんとかっこうよくおさまる。さまになる。「背広が—・っている」
6 歌舞伎などで、演技が高潮に達するか、ひと区切りついたとき、役者が形をつけたままでその動きをとめる。「花道の七三(しちさん)で—・る」
7 男女の仲がうまくまとまる。
「 極まる」の例文・使い方・用例・文例
- 身勝手極まるお願いとは承知の上ではございますが、もう少し取引条件を緩和していただきたくお願い申し上げます。
- 下品極まる盛り場に通いつける。
- この部屋は乱雑極まる.
- 不取締り極まる
- 彼らから冷淡極まる待遇を受けた
- 役人は無責任極まる
- これは無責任極まる
- 処置が圧制極まる
- こんな明白な誤りを直さずにおいたのは不注意極まる
- 感極まる
- 愚もここに至って極まる
- 無謀極まる
- 米価の奔騰極まるところを知らず
- 失敬極まる奴だ
- 失敬極まる
- 乱暴極まる奴だ
- 貴様は不都合極まる奴だ―不埒極まる奴だ
- 政局は千変万化極まるところを知らず
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