菅原通敬 菅原通敬の概要

菅原通敬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/19 15:02 UTC 版)

菅原通敬

経歴

仙台藩士長、菅原通実の長男として生まれる。仙台中学第一高等学校を経て、1895年7月、帝国大学法科大学政治学科を卒業。大蔵省に入省し大蔵属となり、主税局に配属された。同年11月、文官高等試験行政科試験に合格。

1895年11月、横浜税関倉庫課長に就任。以後、沖縄県収税長、司税官・熊本税務管理局、税務監督官・主税局内国税課、函館税務管理局長、丸亀税務管理局長、神戸税務管理局長、神戸税務監督局長、大蔵書記官主税局内国税課長、主税局長などを歴任。1915年7月、大蔵次官に就任し、1916年10月まで在任し退官。

1916年10月5日、貴族院勅選議員に任じられ[2]同成会に属し[1]1938年2月10日まで在任[3]。1922年2月13日、錦鶏間祗候を仰せ付けられた[4]

その他、東洋拓殖総裁、枢密顧問官を務めた。

親族

  • 三浦篤 - 長女の夫。帝室林野局長官。古川市長。

栄典

位階
勲章等
外国勲章佩用允許

  1. ^ a b 『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』131頁。
  2. ^ 『官報』第1256号、大正5年10月6日。
  3. ^ 『貴族院要覧(丙)』昭和21年12月増訂、46頁。
  4. ^ 『官報』第2858号、大正11年2月14日。
  5. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af 菅原通敬」 アジア歴史資料センター Ref.A06051184400 
  6. ^ 『官報』第3875号「叙任及辞令」1896年6月1日。
  7. ^ 『官報』第4046号「叙任及辞令」1896年12月22日。
  8. ^ 『官報』第5848号「叙任及辞令」1902年12月29日
  9. ^ 『官報』第6548号「叙任及辞令」1905年5月2日。
  10. ^ 『官報』第7352号「叙任及辞令」1907年12月28日。
  11. ^ 『官報』第150号「叙任及辞令」1913年1月31日。
  12. ^ 『官報』第4013号「叙任及辞令」1940年5月25日。
  13. ^ 『官報』第4881号「叙任及辞令」1943年4月22日。
  14. ^ 『官報』第5175号「叙任及辞令」1900年9月29日。
  15. ^ 『官報』第8454号「叙任及辞令」1911年8月25日。
  16. ^ 『官報』第1310号・付録「辞令」1916年12月13日。
  17. ^ 『官報』第1038号「叙任及辞令」1916年1月20日。
  18. ^ 『官報』第4438号・付録「辞令二」1941年10月23日。
  19. ^ 『官報』第4899号「叙任及辞令」1943年5月15日。


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