標茶駅 標茶駅の概要

標茶駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/13 03:47 UTC 版)

標茶駅
駅舎(2021年5月)
しべちゃ
Shibecha
B59 茅沼 (13.9 km)
(10.6 km) 磯分内 B62
所在地 北海道川上郡標茶町旭1丁目1-1
駅番号 B61
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 釧網本線
キロ程 45.2 km(東釧路起点)
電報略号 シチ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度-
150人/日(降車客含まず)
-2010年[1]-
開業年月日 1927年昭和2年)9月15日[2]
備考
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標茶駅
しべちゃ
Shibecha
(2.7 km) 多和
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 標津線
キロ程 0.0 km(標茶起点)
駅構造 地上駅
開業年月日 1936年昭和11年)10月29日
廃止年月日 1989年平成元年)4月30日
テンプレートを表示

かつては標津線の分岐駅でもあった。冬期はSL冬の湿原号が発着する。事務管理コードは▲111606[5]

歴史

1977年の標茶駅と周囲約750m範囲。上が釧網本線網走方面及び標津線中標津方面。駅裏釧路側に機関区を持つ。駅舎横に貨物用切り欠きホームと2本の引込み線をもつ貨物積卸場がある。その上側から本線に合流するようなカーブを描いて、かつての標茶町営軌道標茶線の軌道跡が残っている。駅裏にはストックヤードがあるが、既に使用されていない様子である。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

駅名の由来

駅構造

単式ホーム・島式ホーム複合型2面3線の地上駅。ただし、3番のりばは定期列車の発着が無く使用されていない。 かつては副本線や貨物ホーム、多くの側線を有していた[20]。ホーム間の移動は跨線橋で連絡している。

摩周駅管理の業務委託駅北海道ジェイ・アール・サービスネット委託)[3]みどりの窓口設置[4]

かつて2・3番のりばから標津線中標津根室標津方面の列車が発着しており、3番のりば(旧4番線)は標津線の本線として使用されていた[20]。そのホーム上には、標津線の接続駅の証となっているSLの形をした木製のオブジェが現在も残っている[21]

なお、当駅には「そば処 霧亭」(本店は釧路駅)の分店があったこともある[22]

のりば

番線 路線 方向 行先
1 釧網本線 上り 摩周網走方面
2 下り 釧路方面
3 (使用停止)

注釈

  1. ^ この時点では釧路駅 - 別保信号場(→東釧路駅)間は根室本線との重複区間。

出典

  1. ^ 標茶町統計書 7.JR旅客輸送状況
  2. ^ a b c 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、924頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  3. ^ a b 受託駅一覧 - 北海道ジェイ・アール・サービスネット.2021年12月6日閲覧
  4. ^ a b JR北海道のおもな駅 - JR北海道.2021年12月6日閲覧
  5. ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、246頁。doi:10.11501/1873236https://doi.org/10.11501/18732362023年4月2日閲覧 
  6. ^ 内閣印刷局, ed (1927-09-08). “鉄道省告示 第198号”. 官報 (国立国会図書館デジタルコレクション) (210). https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2956670/2. 
  7. ^ a b 『鉄道百年の歩み』 p. 85
  8. ^ 鉄道省告示第149号 官報 第783号(1929年8月8日)』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  9. ^ 鉄道省告示第399号」『官報』第3244号、大蔵省印刷局、1936年10月21日、doi:10.11501/29597302023年4月15日閲覧 
  10. ^ 鉄道省告示第400号」『官報』第3244号、大蔵省印刷局、1936年10月21日、doi:10.11501/29597302023年4月15日閲覧 
  11. ^ 『鉄道百年の歩み』 p. 87
  12. ^ 『鉄道百年の歩み』 p. 94
  13. ^ 『鉄道百年の歩み』 p. 102
  14. ^ 『鉄道百年の歩み』 p. 106
  15. ^ 『鉄道百年の歩み』 p. 112
  16. ^ a b 『鉄道百年の歩み』 p. 113
  17. ^ 『鉄道百年の歩み』 p. 120
  18. ^ 『鉄道百年の歩み』 p. 182
  19. ^ 『鉄道百年の歩み』 p. 135
  20. ^ a b 『北海道 釧網本線』 p. 86
  21. ^ 『北海道鉄道駅大図鑑』 p. 299
  22. ^ “JR釧路駅内の「そば処 霧亭」閉店へ 35年の歴史に幕 涙ぐむ従業員”. 北海道新聞. (2021年2月24日). オリジナルの2021年2月25日時点におけるアーカイブ。. https://archive.vn/RHN1w 2021年2月25日閲覧。 
  23. ^ Ⅴ. 建設・運輸・水道” (PDF). 標茶町統計書(2021年版). 標茶町. p. 51 (2021年). 2022年7月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月4日閲覧。
  24. ^ JR北海道バス:バス事業をジェイ・アール北海道バスへ分社する前のJR北海道直営。
  25. ^ 下り順に記載。路線は茅沼駅方の東釧路駅が起点。

JR北海道

  1. ^ 釧網線(東釧路・網走間)」(PDF)『線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)』、北海道旅客鉄道、2017年12月8日。 オリジナルの2017年12月9日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20171209102545/http://www.jrhokkaido.co.jp/corporate/senku/pdf/senku/08.pdf2017年12月10日閲覧 
  2. ^ 釧網線(東釧路・網走間)」(PDF)『線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために)』、北海道旅客鉄道株式会社、3頁、2018年7月2日。 オリジナルの2018年8月19日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20180818153329/http://www.jrhokkaido.co.jp/corporate/region/pdf/senku/08.pdf2018年8月19日閲覧 
  3. ^ 釧網線(東釧路・網走間)” (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。
  4. ^ 釧網線(東釧路・網走間)” (PDF). 地域交通を持続的に維持するために > 輸送密度200人以上2,000人未満の線区(「黄色」8線区). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2020年10月30日). 2020年11月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月2日閲覧。
  5. ^ 駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道. 2022年8月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月14日閲覧。
  6. ^ 駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道. 2022年9月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月3日閲覧。
  7. ^ 駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道. 2023年11月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月10日閲覧。


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