久留米市鳥類センター
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展示動物
久留米市鳥類センターの資料による[23]。
キジの仲間
インドクジャク、 シロクジャク、 マクジャク、 ハイイロコクジャク、 ベニジュケイ、 ヤマドリ、 オジロコシアカキジ、 セイラン、 ニジキジ、 キンケイ、 ギンケイ、 ニホンキジ、 コサンケイ、 サンケイ、 ホロホロチョウ、 シチメンチョウ、 シロシチメンチョウ、 セキショクヤケイ、 コエヨシ(声良鶏)、 トウテンコウ(東天紅鶏)、 ショウコク(小国鶏)、 クロカシワ(黒柏鶏)、 ウコッケイ、 サツマドリ(薩摩鶏)、 プリマスロック
水鳥(水禽類)
モモイロペリカン、 チリーフラミンゴ、 ベニイロフラミンゴ、 ハワイガン、 ツメバガン、 インドガン、 アカハシリュウキュウガモ、 アイガモ、 アカツクシガモ、 ツクシガモ、 コブハクチョウ、 バリケン、 オシドリ、 シロガチョウ(白鵡鳥)、 シナガチョウ(支那鵡鳥)、 コールダック、 シロアヒル、 セグロカモメ
猛禽類
ノスリ、 フクロウ、 シロフクロウ、 ハヤブサ、 チョウゲンボウ、 トビ、 ハイタカ
ツルの仲間
オオヅル、 タンチョウ、 マナヅル、 クロヅル、 ホオジロカンムリヅル
走鳥類
そのほかの鳥類
オウカンエボシドリ、 アオバネワライカワセミ、 ギンガオサイチョウ、 オオバタン、 ムジエボシドリ、 ケープペンギン、 メジロムジボウシインコ、 ベニコンゴウインコ、 ルリコンゴウインコ、 セキセイインコ、 キエリボウシインコ、 ルリゴシボタンインコ、 シロトキ、 カラスバト、 キジバト、 ショウジョウトキ
哺乳類
ボリビアリスザル、 ホンドギツネ、 ホンドタヌキ、 マーラ、 シマリス、 ウサギ、 テンジクネズミ(モルモット)、 パンダマウス(ハツカネズミ)、 シバヤギ
爬虫類
オオサイチョウ
オオサイチョウの「カンタ」(オス、体長約1m、体重約3Kg)は、園に移入された1964年にはすでに成鳥だった個体で、実年齢はさらに上と推定され、2010年11月26日まで生存し、46年間の飼育記録を作り、日本最長ならびに把握できた範囲では世界3位の飼育記録となった[24][25]。 「カンタ」が米国の個体と長寿記録を競っていることは、2006年にドイツの研究者の指摘で判明したものである[26]。
カンタのつれあいは、1964年に同時に来園した「カンコ」で、カンコは1978年に死んだため、以後のカンタは一人暮らしであった[24]。老いてからのカンタは、オオサイチョウのトレードマークの頭上の黄色いこぶの部分がひび割れ、うみが出る症状になり、並びに食欲も落ちた。死の直前は大好物も食わなくなっていた[24]。飼育員は「カンタ」の思い出話に、鳥舎のおりを掃除すると、止まり木から飼育員の頭をつついてきた個体だったと述べている[26]。
久留米駅のクジャク
2006年3月22日までJR久留米駅にクジャクが展示され、園が40年間ほど世話をし続けた。園のインドクジャクが1000羽になったのを記念して行われていた。2002年、園はJR久留米駅より駅舎での長年のクジャク飼育に対する感謝状を受け、2006年、新幹線工事に伴って飼育は終了している。
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固有名詞の分類
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