寄贈と譲渡
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/01 15:11 UTC 版)
「久留米市鳥類センター」の記事における「寄贈と譲渡」の解説
園は他の動物園や市民からの動物の寄贈のほか、1958年に孔雀園建設のために寄附を受けたり、豊田勝秋(工芸家、佐賀大学教授)より「噴水」、国鉄より蒸気機関車、菊竹清訓(建築家)より「小鳥の水呑場」、生野省三(商業デザイナー)より「旗」の寄贈を受けている。 園内入口脇には九州で走行していたD51形蒸気機関車(D51923)が展示されるが、これは1974年3月19日に国鉄から譲渡されたものである。毎年、旧国鉄OBらが清掃、塗直しをしているという。 園には多数のインドクジャクが飼育され、これは譲渡にも用いられ、1964年7月に高良山の白雲台遊園地に31羽を放鳥したり、1970年10月に台湾の日月潭へ90羽を贈っている。1983年11月には中国の合肥市へ5つがい贈り、同年12月にタンチョウヅルを譲り受けている。 2010年3月23日、旭山動物園とともに、ホンドダヌキひとつがい「ポン」と「ポコ」(2009年5月産)をシンガポール動物園に贈ったところ、タヌキに冷暖房完備の専用舎が用意され、歓迎式典まで開かれる「パンダ並み」の歓迎を受け、珍しがられた。
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