ノートパソコン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/24 00:17 UTC 版)
健康上の問題
ノートパソコンを長時間使用する場合人体に与える影響が指摘されている。ノートパソコンの場合、ディスプレイが目線より下に存在することになり、常に首を曲げた状態で作業をする必要が生じる。これによって肩凝りや頭痛、長期的な疾病に至る事が懸念されている。そのため、一定時間ごとに休息し、マッサージをするなど対症療法的な方法と、モバイル以外の環境では視線を落とすことなく視認可能な外部ディスプレイに接続するなどの方法が推奨されている。
また、高い発熱をするCPUを採用したり、冷却ファンの出力が低い場合、バッテリーの過熱・発火事故や、長時間の使用で発生する内部の発熱(40~50℃を超える場合あり)による(低温)やけど[20]の被害も起きている。これを防ぐには、市販のノートクーラーパッドやUSB扇風機などでノートパソコン本体の温度を下げる必要がある。
脚注
参考文献
- 「ASCII 1983年9月号」第7巻第9号、株式会社アスキー出版、1983年9月1日。
- 「ASCII 1983年7月号」第7巻第7号、株式会社アスキー出版、1983年7月1日。
関連項目
- タブレットPC
- Ultra-Mobile PC (UMPC)
- 携帯情報端末 (PDA)
- ハンドヘルドコンピュータ(かつて存在した、携帯型コンピュータの区分)
- ポケットコンピュータ(関数電卓を拡張してプログラミング機能をもたせた、小型の携帯型コンピュータ)
- 情報機器
- モバイルブロードバンド
- パーソナルコンピュータ
- デスクトップパソコン
- ネットブック
- Chromebook
- ULCPC
- OLPC
- 携帯機器
- 日本における携帯電話
- スマートフォン
- USBモデム
- SIMカード
注釈
出典
- ^ 最近のパソコントレンド(AllAbout2009年4月)
- ^ 2010年、ノートではなくデスクトップを選ぶ意味 ASCII.jp2010年6月
- ^ 世界のノート・パソコン生産台数,2009年に初めてデスクトップ型を上回る Tech-On!2009年3月
- ^ 世界PC生産台数、2010年は対前年比16.8%増で急回復 日経BPネット2010年6月
- ^ “日本初の世界標準「ノートPC」24年史”. 2013年8月閲覧。
- ^ “IBM 5100 computer”. oldcomputers.net. 2009年7月6日閲覧。
- ^ GRiD Compass 1101
- ^ ノート型コンピューターの父、ビル・モグリッジ氏が亡くなる
- ^ ASCII 1983年9月号, p. 119.
- ^ Bob Armstrong, http://cosy.com/language/cosyhard/cosyhard.htm
- ^ ASCII 1983年8月号, p. 96.
- ^ ASCII 1983年7月号, p. 97.
- ^ 格安Fusionベアで懐かしのラップトップPCを作ってみた ASCII.JP 自作PC
- ^ Macintoshを通じて視る未来 ASCII.JP MacPeople
- ^ “ITジャーナリスト・林信行とAppleのノートパソコン史を振り返る。|Pen Online”. Pen Online (2020年6月1日). 2024年1月20日閲覧。
- ^ “IT用語辞典バイナリ: スリムノートとは?”. 2008年12月9日閲覧。
- ^ 武者良太 (2020年9月29日). “ゲーミングノートPCメーカー4社に聞く「ライバル製品どうですか?」:ガジェットメーカーさんいらっしゃい!”. ギズモード・ジャパン (メディアジーン) 2024年1月21日閲覧。
- ^ Quanta と Compal、ノート PC 生産頂上決戦
- ^ “冷却台で夏場のノートPCの発熱対策”. ケータイWatch (インプレス). (2019年9月17日) 2020年5月5日閲覧。
- ^ 低温やけどにご用心 ノートパソコンでも 産経ニュース、2009年12月4日
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