末とは? わかりやすく解説

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うら【末】

読み方:うら

植物のの先。こずえ。うれ。

小里なる花橘(はなたちばな)を引き攀(よ)ぢて折らむとすれど—若みこそ」〈万・三五七四〉

すえ。端。「—弭(はず)」

[補説] 古くは「うれ」が単独用いられたのに対し、「うら」は「うらのような複合形用いられることが多い。


うれ【末】

読み方:うれ

草の葉木の枝先端。こずえ。うら。

うちなびく春立ちぬらし我が門(かど)のの—にうぐひす鳴きつ」〈万・一八一九〉


すえ〔すゑ〕【末】

読み方:すえ

(本(もと)に対して続いているものの先端の方。末端。「毛の—」

川下(かわしも)。下流

山中渓流の—である河は」〈大岡野火

中央から離れた端の所。場末・野ずえ・末席など。「—の座」

本筋から隔たった物事。つまらないこと。「そんな細かいことは—の—だ」

物事行われたのち。あげく。「ごたごたの—落ち着く」「苦心の—完成した

ある期間の終わりのほう。「今月の—」

一生の最後時期晩年。「人一代の—」

今からのち。行く末将来。「—が思いやられる

子孫。「源氏の—」

10 一番あとに生まれた子。末っ子。「—は女です」

11 仏教おとろえ人心がすさみ、道徳秩序乱れ衰えた時代末世(まっせ)。「世も—となる」

12 短歌の下(しも)の句。

13 (本(もと)に対して後編

14 神楽歌奏するのに、神座向かって右方の座席また、そこにすわる奏者

15 草木伸びている先。こずえ、先など。

うぐひすの…紅梅の—にうち鳴きたるを」〈源・若菜上

16 山頂。山のいただき

高山、短山(ひきやま)の—より」〈祝詞六月大祓

17 江戸時代将軍大名などに仕えた女中。おすえ。

18 身分の低いもの。下等下級

「—の傾城四人まゐりて」〈浮・一代男・八〉

[下接語] 来(こ)し方行末・末の末・場末・本(もと)末・行く末(ずえ)末末月末野末葉末穂末


ばつ【末】

読み方:ばつ

⇒まつ


まつ【末】

読み方:まつ

[音]マツ(呉) バツ(漢) [訓]すえ うら うれ

学習漢字4年

[一]マツ

物の端の方。物事終わりの方。最後果て。すえ。「末裔(まつえい)・末期(まっき)・末期(まつご)・末日末梢(まっしょう)・末端末尾末葉巻末期末結末月末毫末(ごうまつ)・歳末始末終末週末端末顛末(てんまつ)・年末幕末文末本末

中心的でないこと。主要でないとるにたりない。「末学末席末節末輩瑣末(さまつ)・粗末

小さくかいもの。「粉末

[二]バツ

すえ。終わり。「末子末孫末弟

主要でない下位。「末席

[補説] [二]語例の「末」は「マツ」とも読む。

[三]〈すえ(ずえ)〉「末広月末野末葉末場末

名のり]とめ・とも・ひで・ひろし・ほず・ま

難読末枯(うらが)れ・末生(うらな)り・木末(こぬれ)


まつ【末】

読み方:まつ

終わり。すえ。「三月の—」「世紀—」

粉(こな)。粉末

ヲ—ニスル」〈和英語林集成


読み方:ウラura

植物の生長点


読み方:すえ

  1. 呉服屋通り符牒にして七といふ数量を表す、通り符牒参照せよ。(※巻末通り符牒参照)〔符牒

分類 符牒


読み方:すえ

  1. 呉服店太物店、及び足袋屋の通り符牒にして八といふ数量を表す。通り符牒参照せよ。(※巻末通り符牒参照)〔符牒
  2. 八。〔足袋商〕

分類 符牒足袋

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読み方:スエsue

所在 兵庫県三田市


読み方:スエsue

所在 香川県さぬき市


読み方:スエsue

所在 大分県宇佐市

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

読み方
すえ
すえさき
すえざき
まつ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/31 10:01 UTC 版)

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(すえ)



末(モー)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 14:25 UTC 版)

中華料理」の記事における「末(モー)」の解説

みじん切り

※この「末(モー)」の解説は、「中華料理」の解説の一部です。
「末(モー)」を含む「中華料理」の記事については、「中華料理」の概要を参照ください。

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出典:『Wiktionary』 (2021/08/25 10:44 UTC 版)

発音(?)

名詞

  1. すえ終わり

熟語


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「末」の例文・使い方・用例・文例

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