すえ〔すゑ〕【仮=髻/仮=髪】
すえ〔すゑ〕【末】
読み方:すえ
1 (本(もと)に対して)続いているものの先端の方。末端。「毛の—」
3 中央から離れた端の所。場末・野ずえ・末席など。「—の座」
4 本筋から隔たった物事。つまらないこと。「そんな細かいことは—の—だ」
5 物事の行われたのち。あげく。「ごたごたの—落ち着く」「苦心の—完成した」
11 仏教がおとろえ人心がすさみ、道徳も秩序も乱れ衰えた時代。末世(まっせ)。「世も—となる」
すえ〔すゑ〕【▽陶】
饐え
すえ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 06:20 UTC 版)
萬次郎は容貌と弁舌に優れ、ある程度の教養もあったため、遊郭全体の運営議員に選ばれる。こうして店の内外で権力を手にした彼の女遊びは酷くなる一方だった。彼は松島遊郭の芸妓・白木すえ(当時39歳)と馴染み、彼女の実家に入り浸った末に内縁の妻とする。さらにすえの姪・雑魚谷あいを養女としてもらい受け、芸妓として店に出す。 あいには「小萬」を名乗らせ東店(中川楼)より芸妓に出す。愛嬌良く美貌の人気芸妓に成長した あいに、25歳年上の萬次郎は欲心を抱く。そして彼女をしきりに口説いたが、あいは首を縦に振らなかった。萬次郎を受け入れれば、叔母のすえを裏切ることになるからである。業を煮やした萬次郎は、あいを強姦同様にしてものにしてしまう(後述)。 1897年(明治30年)頃、萬次郎は当時日本領となった台湾へ芸妓を率いて出稼ぎ大儲けし、帰国後あいは萬次郎との間の娘を出産・初光(はつこ)と名付けた。以後萬次郎は問屋橋に住むあいの家に毎日入り浸るようになる。 一方、夫を奪われた格好のすえは、姪のあいに始終嫌味を言い続けている。萬次郎は益々あいに熱を上げると共に、すえを疎ましく感じ始めていた。やがて萬次郎は、かつて養子に迎えていた自身の兄の子・明次郎がすえと姦通しているとでっち上げ、萬次郎の嫌がらせに我慢できなくなったすえは1904年、芸妓の妻吉(つまきち)、艶菊(つやぎく)宛に置き手紙を残し山梅楼から姿を消した。
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すえ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 06:20 UTC 版)
旧姓は白木。北新地の芸妓出身。萬次郎に罠にはめられ、後に徳山市で再婚。
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すえ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 07:34 UTC 版)
貧しい小作人の娘。美人の姉きくが身分違いの庄屋の息子に見初められて結婚することになり、その祝言に参加するため父とともに庄屋の屋敷に赴こうとしていたところをあずみたちと出会う。当時子供だったあずみと同じぐらいの年頃だったため親しくなり「すえちゃん」「あずみちゃん」と呼び合うようになった。あずみたちも祝言に参加したが、祝言の最中に野伏せりが略奪に現れ、野伏せりたちはすえの姉や父を殺害した。それを見て怒りに燃えたあずみは野伏せりを次々と斬り殺した。月斎は自分の刺客団の力を見せないため放置するつもりだったが、力を見せてしまった以上やむを得ないと野伏せりを皆殺しにするようひゅうがたちにも指示。野伏せりが皆殺しにされた後、あずみはすえに近づこうとしたが、すえはあずみを恐れて離れた。あずみは何度もすえに謝罪しながら月斎に引っ張られて屋敷を去った。遠目から見送りに出たすえに対し、あずみは独楽をすえの目の前の柵の上に投げて去っていた。
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すえ
季
末
甄
陶
「すえ」の例文・使い方・用例・文例
- 重い機械がコンクリートの土台の上にすえられた
- その教師は生徒をむちで打ちすえた。
- 私は彼らの厚顔と腹黒さに腹をすえかねている。
- 彼女の態度は少々腹にすえかねる。
- 彼はその仕事に腰をすえている。
- 長い結論のすえ彼らは1つの計画を出した。
- 子供はその老人のひげをじっと見すえた.
- (腹にすえかねて)ひと言発言したくなった.
- 土台は岩石の上にすえられている.
- を照準にとらえる; …を目標にすえる.
- 彼女は子供たちをむちで打ちすえた.
- 彼は腹にすえかねるくらい厚顔だ.
- 激しい戦いのすえ, 味方はその陣地を奪い返した.
- 子供の頃嘘をついて母に灸をすえられたことがある.
- つゆどきは御飯がすえやすい.
- 彼女は僕を冷たく見すえた.
- 飯がすえた
- 目をすえて
- 度胸を定める、度胸をすえる
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