堀江六人斬り
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堀江六人斬り事件（ほりえろくにんぎりじけん）は、1905年（明治38年）6月21日未明、大阪堀江遊郭の貸座敷「山梅楼」（やまうめろう）の当主・中川萬次郎が、内縁の妻（山梅楼女将）の親族ら6人を刀剣で斬り付け、5人が死亡した事件である。
註釈
- ^ 後日萬次郎もまた芸妓梅吉の遺族（父杉本徳兵衛が一万百五十円を請求した付帯私訴）に対する弔慰金五百五十円の支払い宣告を不当として控訴した。
- ^ 後に病気のため実家に帰ったと判明
- ^ 『日本近代殺人史』には「あいの関心を買うために引き取った」と書かれている
- ^ 今昔では一刀で切り伏せたとある
- ^ 首を切り落とそうとして手元が狂ったという文献もある[38]
- ^ 今昔、朝日新聞1905.6.22では妻吉より先に梅吉を斬ったとある
- ^ 当時の大阪大阪毎日新聞には北堀江上通三丁目177番地、すなわち「富田屋橋の一丁南の辻角」とある。富田屋橋は長堀川(現在の長堀通)に掛かる橋で鰹座橋の2つ右隣にあった
- ^ 『20世紀にっぽん殺人』では「弘永」となっている
- ^ 『20世紀にっぽん殺人事典』では「宮岡」となっている
出典
- ^ a b 宮坂九郎 1999, p. 427.
- ^ 宮坂九郎 1999, pp. 427–428.
- ^ a b c d e f g h 宮坂九郎 1999, p. 428.
- ^ 宮坂九郎 1999, pp. 428–429.
- ^ 宮坂九郎 1999, pp. 429–430.
- ^ a b 宮坂九郎 1999, p. 430.
- ^ 大阪堀江遊郭の六人殺し『新聞集成明治編年史. 第十二卷』 (林泉社, 1940)
- ^ 宮坂九郎 1999, pp. 431–432.
- ^ 宮坂九郎 1999, p. 433.
- ^ 宮坂九郎 1999, p. 434.
- ^ 宮坂九郎 1999, p. 435.
- ^ 妻吉自叙伝173-174頁。
- ^ 妻吉自叙伝175頁。
- ^ 妻吉自叙伝23頁。
- ^ 大阪府警察史446頁
- ^ a b 20世紀にっぽん p.31
- ^ a b c 犯罪史98頁
- ^ a b 大阪毎日新聞1905.6.22 7面
- ^ a b 20世紀にっぽん p.32
- ^ a b 妻吉自叙伝35頁
- ^ a b c 犯罪史99頁
- ^ a b 妻吉自叙伝57頁
- ^ 妻吉自叙伝65-69頁
- ^ a b 大阪朝日新聞1905.6.27 9面
- ^ a b c d 大阪朝日新聞1905.6.28 9面
- ^ a b c d e 大阪毎日新聞1905.6.24
- ^ 物語 p.48
- ^ a b c d 大阪毎日新聞1905.6.22 5面
- ^ 妻吉自叙伝70-79頁
- ^ 大阪朝日新聞1905.6.22 9面
- ^ a b c d e f 今昔
- ^ 大阪府警察史447頁
- ^ 妻吉自叙伝89頁
- ^ a b 西区史
- ^ a b 大阪百年
- ^ a b c 物語 p.49
- ^ 犯罪史101頁
- ^ a b 読売新聞. (1906年3月29日)
- ^ a b 犯罪史96頁
- ^ 犯罪史97頁
- ^ a b c 大阪毎日新聞1905.6.23
- ^ 大阪朝日新聞1905.6.23 8面
- ^ 大阪朝日新聞1905.6.27 8面
- ^ a b 犯罪史102頁 では精神異常が理由
- ^ a b c 物語 p.50
- ^ 「六人斬に死刑宣告」東京朝日新聞1905年12月15日『新聞集成明治編年史. 第十二卷』（国立国会図書館近代デジタルライブラリー）
- ^ 読売新聞 1906.5.16
- ^ 読売新聞1907.2.4 3頁
- ^ 「死刑執行」『官報』1907年2月13日（国立国会図書館デジタル化資料）
- ^ a b c d “わが町にも歴史あり・知られざる大阪:/82 堀江六人切り 大阪市西区”. 毎日新聞 大阪版: p. 26. (2008年5月16日)
- ^ 妻吉自叙伝165頁
- ^ 妻吉自叙伝174頁
- ^ 読売新聞朝刊: p. 3. (1907年2月8日)
- ^ 「妻吉の法要」東京朝日新聞 明治40年2月8日『新聞集成明治編年史第巻』（国立国会図書館近代デジタルライブラリー）
- ^ 妻吉自叙伝175頁
- ^ 大阪府警察史
- ^ 20世紀にっぽん p.33
- ^ 大阪朝日新聞1905.6.22
- ^ 妻吉自叙伝233頁
- ^ 妻吉自叙伝33頁
- ^ 妻吉自叙伝67頁
- ^ 大阪朝日新聞1905.6.30 9面
- ^ 大阪朝日新聞1905.7.2 7面
- ^ 『生かしあふ道』 小林正盛著 (大同出版社, 1937)
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