若菜上とは? わかりやすく解説

若菜 (源氏物語)

(若菜上 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/25 14:42 UTC 版)

若菜」(わかな)は、『源氏物語』五十四帖の巻名のひとつ。第34帖。本巻は源氏物語中最長の巻であり[1]、現在では通常本文の存在しない「雲隠」を除いて「若菜上」(わかな じょう)および「若菜下」(わかな げ)とし、それぞれ第34帖、第35帖とされていることが多い。源氏の絶頂期であり、同時に衰運の始まりとなる時期である。


  1. ^ 本巻は源氏物語中の他のどの巻と比べても圧倒的に長い巻であり、写本や版本、文字数や単語数など数え方によって異なるが、本巻を上下2巻に分けた場合でもほとんどの場合「若菜上」「若菜下」のいずれかが最長の巻になる。


「若菜 (源氏物語)」の続きの解説一覧

若菜 上

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 01:40 UTC 版)

源氏物語各帖のあらすじ」の記事における「若菜 上」の解説

源氏39歳冬-41歳3月源氏四十歳祝い正月玉鬘若菜献じる一方で朱雀院出家に際して末娘女三宮行末案じ、これを源氏嫁がせる紫の上憂慮ひとかたならず源氏自身もほんの少女にすぎない女に対して愛情感じられないが、兄帝の皇女無下に扱えない。秋、源氏四十の賀盛大に行われる。さらに翌年春に明石女御東宮の子出産し源氏権勢はいよいよ高まりつつあるが、その陰で、六条院蹴鞠催し女三の宮垣間見た内大臣の子息・柏木は彼女への密かな思慕つのらせるであった若菜参照

※この「若菜 上」の解説は、「源氏物語各帖のあらすじ」の解説の一部です。
「若菜 上」を含む「源氏物語各帖のあらすじ」の記事については、「源氏物語各帖のあらすじ」の概要を参照ください。

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