R360クーペとは? わかりやすく解説

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R360クーペ

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

マツダR360クーペ

60年代初めのミニカーブームの先導車。
国産軽乗用車として初めての4サイクルエンジントルクコンバータ車高の低いスマートなボデー、更にエンジンサスペンションユニークな技術採用
エンジンオイルパンクラッチハウジングにマグネ合金、またクランクケース、タイミングカバーにアルミ合金採用軽量タイプ
サスペンション前後輪とも独立懸架トレーリングアーム式。

保管場所:マツダ株式会社 (〒730-8670 広島県安芸郡府中町新地3ー1)

製作(製造)年:1960

製作者(社):東洋工業株式会社

資料種類:量産車

現状:展示(静態)・公開

車名 / 製作
車名:R360クーペ

モデル名:(型式 KRBB,KRBC)

会社名:マツダ(株)

製作年:1960

車種用途:乗用

実車所在/模型:マツダ(株)

型式 / 重量
スタイル:クーペ

ドア:2ドア

乗員:4名

車両重量:380kg

エピソード:当時四輪乗用で最も安い車。法規上で定員4人

車体 / 寸法
構造:ユニットボデー

全長:2980mm

全幅:1290mm

全高:1290mm

タイヤサイズ:4.80-10-2P

特徴:軽四輪の枠内で最もコンパクト軽量

車体 / 車軸 /
操縦 / 付属
前軸:トレーリング・アーム、トーションラバー

後軸:トレーリング・アーム、トーションラバー

軸距:1760mm

トレッド×後トレッド:1040×1100mm

ステアリング:ラック&ピニオン

ダンパー:複動式ダンパー

スタビライザー:トーションラバー

特徴:全輪独立懸架式で、そのスプリングはトーションラバーとユニークなもの

機関 / 寸法 /
出力
冷却/気筒配列:空冷/90度V2

機構:OHV

内程×行程:60×63

排気量:356cc

最高出力/回転数:16ps/5300rpm

特徴:シリンダヘッドクランクケースアルミ合金ロッカーカバーオイルパンにマグネ合金採用した軽量な4ストロークエンジンドライサンプ

ハイブリッド
ハイブリッドシステム形式:なし

駆動系
変速機:4MT及び2AT

駆動方式:RR

性能
モード燃費:-

参考文献:1)東洋工業五十年史

その他事項:ブレーキ:内部拡張油圧ブレーキ;軽初のトルコン装着;最高速度;90Km/h(MT車);燃費率:32Km/L;


マツダ・R360クーペ

(R360クーペ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/31 07:32 UTC 版)

マツダ・R360クーペは、東洋工業(現・マツダ)が製造していた軽自動車1960年に発売。この車で、マツダは4輪乗用車市場に参入した。


  1. ^ デアゴスティーニジャパン 週刊日本の名車第1号(創刊号)23ページより。
  2. ^ 戦前でにはダットサンにクーペモデルが存在した。
  3. ^ 『360cc軽自動車のすべて』三栄書房 29頁参照
  4. ^ マツダ100周年特別記念車はなぜ「R360クーペ」をモチーフにしたのか?”. Car Watch (2020年11月11日). 2020年11月22日閲覧。


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