EA-71とは? わかりやすく解説

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EA-71

水平対向エンジン本来の混合気分配良さ温水予熱気化器改良によるリーンサイド燃焼
圧縮比バルブオーバーラップ見直しと、きめ細かい点火時期制御による最高燃焼温度制御
排気ポートライナーリードバルブ2次空気導入システムによる燃焼室内から排気通路の間の燃焼ガス温度制御
により、COHCNoxの3成分バランスよく制御している。
1975年10月、本SEEC-Tシステムレオーネ搭載し昭和51年排気ガス規制適合車として発売した

保管場所:富士重工業株式会社スバル技術本部技術管理部図書室(〒373-8555 群馬県太田市東本町10-1)

製作(製造)年:1975

製作者(社):富士重工業株式会社

資料種類:文献

現状:保存非公開

型式 / 製作
型式:EA71

種類:ガソリン

会社名:富士重工業(株)

通称名:SEEC-T

搭載車:スバルレオーネ

製作年:1975

設計者:山岸曦一(代表)

諸元
シリンダ配列・数:水平対向・4

サイクル冷却方式:4/水冷

型式/数:OHV(1/1)

燃焼方式:火花点火

燃焼室:バスタブ

総排気量:1595cc

内径×行程:92×60mm

圧縮比:8.5

質量(重量):92kg

寸法:432×685×635mm

点火システム:バッテリ点火

性能
最大出力:82/5600 ps/rpm

最大トルク:12.0/3600kgfm/rpm

燃料消費率:225/2400 (g/ps・h)/rpm

装置

特徴:触媒などの後処理装置エアポンプなどのデバイスを必要としない独自の排気ガス浄化システム
リードバルブ2次空気導入システム排気脈動利用して排気管内に2次空気導入する装置であるが、本SEECシステム実用化先鞭をつけたもので、簡単な構造効果大きくその後一般化した

参考文献:内燃機関 Vol.14 No.173 1975 12

その他事項:燃料供給方式:気化器;比出力:51.4ps/L;排気浄化装置:SEEC-T;


EA71

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/12 14:34 UTC 版)

スバル・EA型エンジン」の記事における「EA71」の解説

EA71は1976年から1994年まで製造された。EA63シリンダーブロック再設計して誕生した1.6 Lエンジンである。大幅なボアアップ対応するため、シリンダーそれまでのウェットライナーから、ドライライナー変更されている。登場時(A26)はSEEC-T呼ばれる希薄燃焼二次空気導入装置主体とした方式での排出ガス対策施して昭和51年規制基準達した初代ワイドボディ版である、A33ではEGR追加して昭和53年規制基準達成した。ただし、2代目以降浄化装置触媒採用した。ともにツインキャブ車を用意していたのが特徴また、FJ1600の公式エンジンでもあった。

※この「EA71」の解説は、「スバル・EA型エンジン」の解説の一部です。
「EA71」を含む「スバル・EA型エンジン」の記事については、「スバル・EA型エンジン」の概要を参照ください。

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