CBR954RR
通称名 | CBR954RR | |
車名・型式 | ホンダ・BC-SC50 | |
全長×全幅×全高(m) | 2.025×0.680×1.135 | |
軸距(m) | 1.405 | |
最低地上高(m) | 0.130 | |
シート高(m) | 0.820 | |
車両重量(kg) | 195 | |
乾燥重量(kg) | 170 | |
乗車定員(人) | 2 | |
燃料消費率(km/L) | 23.0(60km/h定地走行テスト値) | |
最小回転半径(m) | 3.3 | |
エンジン型式・種類 | SC50E・水冷4ストロークDOHC4気筒 | |
総排気量(cm3) | 954 | |
内径×行程(mm) | 75.0×54.0 | |
圧縮比 | 11.5 | |
最高出力(kW[PS]/rpm) | 67[91]/10,500 | |
最大トルク(N・m[kg・m]/rpm) | 87[8.9]/5,500 | |
燃料供給装置形式 | 電子制御燃料噴射式(PGM-FI) | |
始動方式 | セルフ式 | |
点火装置形式 | フルトランジスタ式 バッテリー点火 | |
潤滑方式 | 圧送飛沫併用式 | |
燃料タンク容量(L) | 18 | |
クラッチ形式 | 湿式多板コイルスプリング | |
変速機形式 | 常時噛合式6段リターン | |
変速比 | 1 速 | 2.692 |
2 速 | 1.933 | |
3 速 | 1.600 | |
4 速 | 1.400 | |
5 速 | 1.285 | |
6 速 | 1.190 | |
減速比(1次/2次) | 1.520/2.562 | |
キャスター(度)/トレール(mm) | 23°45´/97 | |
タイヤサイズ | 前 | 120/70ZR17 M/C(58W) |
後 | 190/50ZR17 M/C(73W) | |
ブレーキ形式 | 前 | 油圧式ダブルディスク |
後 | 油圧式ディスク | |
懸架方式 | 前 | テレスコピック式 |
後 | スイングアーム式 | |
フレーム形式 | ダイヤモンド |
CBR954RR (SC50・6代目)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 06:39 UTC 版)
「ホンダ・CBR900RR」の記事における「CBR954RR (SC50・6代目)」の解説
このモデルが900シリーズの最終型となるモデルで、初代から始まった軽量化により乾燥重量がミドルクラスのCB400SFとほぼ同じ重量で、CBR1000RRまで含め、ファイヤーブレードシリーズ最軽量のモデルである。なお、スーパースポーツでは初めて国内の基準に合わせて改良が施された日本国内仕様が用意され、馬場技師の最後の担当車両として記念すべきモデルでもあった。FI(燃料噴射装置)仕様でありながらキャブレター車のような爆発的加速力を持ち、後継機のCBR1000RRよりもピーキーな性格だが、現行のスーパースポーツマシンにはない特徴が多い。 変更点 より、シャープなデザイン 日本国内仕様の設定 チタンエキゾースト イモビライザー(HISS)の初採用 LEDテールへの変更 そのほか、インジェクターを4穴から12穴にしたり、スイングアームピボットメンバーの肉厚アップなど、目に見えない変更も数多い。操安に関しては、安定指向の5型をベースに、各部の変更でどうにかシャープな方向へ振った節があり、市場の要求に対する設計陣の苦労もみてとれるモデルである。 なおO2センサー等の排気ガス浄化装置を装着しているモデルもある(ドイツ及びカリフォルニア仕様)。 輸出仕様と日本国内仕様との変更点 ヘッドライトが常時点灯(英国および欧州仕様などはヘッドライト切り替えスイッチがあるが、一部の輸出仕様では常時点灯仕様もある) ヘッドライトのポジション灯の廃止 ウインカーのダブル球への変更(ウインカーをポジション灯として兼用するため) レギュラーガソリン仕様(フルパワー車および輸出車はハイオクガソリン仕様) 馬力規制(151 PSから91 PSへの変更)吸気と排気関係の部品の変更 サイレンサーの出口の絞り込み 電気配線の変化 スパークプラグの番数変更 スピードメーター表記における、180 km/h規制(2003年型でフルスケール化) 騒音規制に伴うカウル内へのスポンジなどの遮音物の追加 ドリブンスプロケットのサイズ変更 サイレントチェーンの採用 北米仕様同様の名称へ変更(ファイヤーブレードの名称は付かず車名がCBR954RRとなる) 一部ステッカーの変更 ほかにも、ホンダアクセスのアラームシステムや、ココセコムに対応できるようになっているなどの日本仕様独自の防犯システムを組み込むことができる 2002年にはホンダが北米モデルをベースにしたレースベース仕様車を発表、販売した。 2003年には、北米モデルのカラーバリエーションモデルのほかにもオートバイ販売店であるPRO'S 店限定としてスロベニア共和国のアクラポビッチ社のスリップオンサイレンサーと輸出向けの塗装(輸出仕様の2003年型モデル)がされた特別仕様が販売されていた。
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