遮音とは? わかりやすく解説

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しゃ‐おん【遮音】

読み方:しゃおん

[名](スル)外部の音が聞こえてないように、また、音が外に漏れないようにさえぎること。「窓を閉めきって—する」「—効果


遮音

英語 sound insulation

隔壁によって空気伝播音をさえぎることで音を遮音壁呼ばれる隔壁で受け、隔壁反対側への音の放射弱めることである。遮音の性能は、入射透過エネルギーの比の常用対数10倍したもので透過損失と呼ぶ。高周波に対して大きい遮音を得やすいが低周波音に対して質量を必要とし容易でない遮音壁多重壁にすること、さらに壁間吸音材入れることで遮音を大きくすることができる。自動車の場合大き音源であるエンジン音をさえぎるためダッシュボードフロアには大きい遮音が必要で遮音壁には工夫なされるが、ステアリングシャフト、エアコンホース、ワイヤハーネスなどの貫通孔が遮音壁隙間生じ遮音性能阻害することがある

参照 空気伝播音
※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

遮音

騒音耳障りな音などが内部入り込んだ外部もれたりないよう遮断すること。
音を通しにくい材料を「遮音材料」と呼ぶが、一般に遮音材料は、緻密硬く重いほど遮音性が高い。
キッチンでの遮音に関しては、騒音発する機器隠したり、囲い込んだりするようなレイアウト設計段階行なう効果的である。なお、クローズドキッチン場合は、オープンキッチン場合比較して壁が多いため、遮音には有利になる

遮音

遮音

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/16 04:50 UTC 版)

建築音響工学」の記事における「遮音」の解説

遮音とは、音を通しにくい物質でさえぎる技術である。基本的には、壁の質量増やすことで遮音効果上げるが、それには限界がある。そこで、壁・床天井二重にすることで大きな効果もたらすようにしている。また、浮き構造にすることで、振動を他に伝えにくくすることも行われる。なお、少しでも音を通しやすいところがあると、遮音効果格段に低下する

※この「遮音」の解説は、「建築音響工学」の解説の一部です。
「遮音」を含む「建築音響工学」の記事については、「建築音響工学」の概要を参照ください。

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「遮音」の例文・使い方・用例・文例

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