減速比とは? わかりやすく解説

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減速比

英語 reduction gear ratio

通常歯車による速度変換の比をいう。噛み合う2つ歯車の歯数の比で表される車両場合では、変速機およびデフギヤ比をいう。変速機の各段の減速比とデフ比(最終減速比)の積をトータル減速比と呼び数値大きくなるほど同一エンジン回転対し駆動力大きくなるが、速度出ない小さ場合は逆となる。変速機の各段の減速比をみると、それぞれの段の使用範囲がわかる。

参照 終減速比車速線図
※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

減速比

分かりやすくいうと、エンジン回転数に対してタイヤ回転数少なくすること。実は、ガソリン燃焼から得られる力は、そのままでは車体を動かすには十分ではない。そこで、エンジン回転力トルク増大させるためにギヤ比(歯車かみ合わせ比率)を利用する。 たとえば、ギヤ付き自転車思い浮かべる分かりやすい。軽いギヤのときは、たくさん漕いでもあまり前に進まない(ペダル回転数に対してタイヤ回転数少ない)かわりに、とても楽にこぐことができる。 つまり、小さな力を大きくたければギヤを介して回転数減らしてやればよい。その比率を表すのが減速比。
関連用語トルク ミッション

減速比

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/28 05:22 UTC 版)

ハーモニックドライブ」の記事における「減速比」の解説

波動歯車装置の減速比は次のように求められるフレクスプライン出力としたときの減速比 i {\displaystyle i} は、サーキュラ・スプラインピッチ円直径D c {\displaystyle D_{c}} 、フレクスプラインピッチ円直径D f {\displaystyle D_{f}} とすると、 i = π D c − π D f π D f = D c − D f D f {\displaystyle i={\frac {\pi D_{c}-\pi D_{f}}{\pi D_{f}}}={\frac {D_{c}-D_{f}}{D_{f}}}} となる。 また、サーキュラ・スプラインの歯数を Z c {\displaystyle Z_{c}} 、フレクスプラインの歯数を Z f {\displaystyle Z_{f}} とすると、減速比 i {\displaystyle i} は、 i = Z c − Z f Z f = Δ Z Z f {\displaystyle i={\frac {Z_{c}-Z_{f}}{Z_{f}}}={\frac {\Delta Z}{Z_{f}}}} となる。

※この「減速比」の解説は、「ハーモニックドライブ」の解説の一部です。
「減速比」を含む「ハーモニックドライブ」の記事については、「ハーモニックドライブ」の概要を参照ください。

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