講とは? わかりやすく解説

こう【講】

読み方:こう

[音]コウカウ)(漢) コウ(呉)

学習漢字5年

[一]歴史的仮名遣いカウ

説き明かす。「講演講義講釈講読講評進講輪講

講義。「休講受講

習う。学ぶ。「講習講武

(「媾(こう)」と通用和解する。「講和

[二]歴史的仮名遣いコウ

仏経講じる法会。「講会(こうえ)」

宗教信者集まり。「伊勢講

金融目的とした団体。「無尽講

名のり]つぐ・のり・みち


こう【講】

読み方:こう

[一]カウ講じること。講義

化学の—を聞き」〈中村訳・西国立志編

[二]コウ

経典講義をする会。法華八講など。また、仏教信者集まり、仏の徳を賛美する法会(ほうえ)。

神社・仏閣への参詣寄進などをする信者団体伊勢講富士講の類。

貯蓄や金の融通のために組織した相互扶助団体無尽講頼母子講(たのもしこう)の類。


読み方:コウkou

仏典講読集会団体の意。


こう 【講】

漢字の「講」は、偏は話す意、旁は上下同じに組んだ木で、双方理解するように話すことを意味する講義講釈などとなるが、仏教では元来経論講会講座のこと)を意味した。のち、仏・菩薩高僧などの徳を賛える信者集まりをいうようになった神道にもいう)。その仲間講中といい、組織講社(コウジャとも)という。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/04 10:26 UTC 版)

(こう)とは、結社または結社による行事・会合である。


  1. ^ a b c d 関口 2006, pp. 81–96.


「講」の続きの解説一覧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 23:59 UTC 版)

天神祭」の記事における「講」の解説

天神祭には講または講社呼ばれる団体があり、この講が天神祭支え大きな役割となっている。講の起源詳しく明らかになっていないが、古い講は江戸時代よりあったと言われている。元々、講とは同じ志を持った集団であり、天神祭奉仕するために、商人の町であった特徴上、米問屋八百屋など各同業団体などで集まってできた。一般参拝観覧)客としてではなく天神祭神事祭事参加するには、基本的に講に所属する必要がある大阪天満宮の講をまとめる大阪天満宮講社連合会があり、天神祭基本的なことはこの会で決められる現在の講社連合会会長福梅講の講元、宗石剛(むねいし かたし)である。主な講社は、催太鼓太鼓中(たいこなか)、天神祭渡御列でご神体をお乗せする御鳳輦講(ごほうれんこう)、神輿連合神輿講、玉神輿中央市場神輿講、だんじり囃子地車講(じぐるまこう)、獅子舞天神講牛曳童児福梅講、米穀商の御錦蓋講(おきんがいこう)、御神酒講、花商組合講、船渡御の船を世話する御船講(おふねこう)、どんどこ船どんどこ船講、出版業界御文庫講、丑日講、天神橋商店街御羽車講(おはぐるまこう)[この講の23日御羽車巡行あわせてギャルみこしが行われている]、など現存する講社32団体である。講によって太鼓中は催太鼓地車講は境内でのだんじり囃子演奏踊り奉納するなどと役割決まっている。しかしながら上記でも述べたが、講を構成する人員年々減少しているため、アルバイトボランティアなど参加増加している。とりわけボランティアはダストバスターズと呼ばれる清掃ボランティア活躍している。

※この「講」の解説は、「天神祭」の解説の一部です。
「講」を含む「天神祭」の記事については、「天神祭」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「講」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

出典:『Wiktionary』 (2021/08/11 11:50 UTC 版)

発音(?)

名詞

  1. コウ寺社等への参詣などのために集まった信者団体
  2. コウ)ある目的集まった集団

動詞

文語講ず/(口語講じるコウずる、コウじる)

  1. 講義をする。
  2. ある手段をとる。

活用

サ行変格活用
講-ずる

熟語


※ご利用のPCやブラウザにより、漢字が正常に表示されない場合がございます。
Copyright © KANJIDIC2 - the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group(EDRDG), used in conformance with the Group's licence. Copyright © 1991-2010 Unicode, Inc. All rights reserved. Stroke Order Diagrams(SODs) licensed from © Kanji Cafe.

「講」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「講」の関連用語

講のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



講のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
中経出版中経出版
Copyright (C) 2024 Chukei Publishing Company. All Rights Reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの講 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの天神祭 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryの (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
漢字辞典
Copyright © KANJIDIC2 - the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group(EDRDG), used in conformance with the Group's licence.
Copyright © 1991-2010 Unicode, Inc. All rights reserved. Distributed under the Terms of Use in http://www.unicode.org/copyright.html.
Stroke Order Diagrams(SODs) licensed from © Kanji Cafe.
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS