かがくけいさつ‐けんきゅうじょ〔クワガクケイサツケンキウジヨ〕【科学警察研究所】
科学警察研究所
科学警察研究所(通称:科警研)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 16:08 UTC 版)
「MR.BRAIN」の記事における「科学警察研究所(通称:科警研)」の解説
九十九 龍介 (つくも りゅうすけ) 演 - 木村拓哉 本作の主人公。かつてはNo.3のホスト(源氏名:大斗〈ヤマト〉)だったが、5年前に事故で瀕死の重傷を負ったことで右脳が急激に発達。その後自分の身に起きた変化を調べるために脳科学の研究を始め、脳科学者へ転身。優れた能力を科警研に買われて脳科学を担当する。独自の視点と脳科学に基づく知識で、様々な難事件を解決する。 端整な顔立ちだが、ホストの頃から空気が読めないマイペースな性格で、周囲を振り回す変人。他人の神経を逆撫でする言動も多く、相手を怒らせてしまうこともしばしばある。甲高い声で笑う癖がある。 初対面の相手に名前を名乗る時は必ず「漢数字の『九十九』と書いて、つくもと言います。」と前置きしている。 不可解な事象に興味を持って事件に首を突っ込む探究心を持ち、おかしいと感じることは納得するまで調べるタイプで、その言動ゆえ当初は白い目で見られていたが、やがて周囲を感化させていく。 事故の影響で女性の好みも変わり、美人よりいわゆる不細工な女性に惹かれているが、「なぜ昔好きなタイプだったのか知りたい」という理由でアグネス・ラムの写真集を持っている。六三四(ムサシ)というスナネズミを飼っており、外出時にはポケットに入れて連れ出す。 脳の栄養補給のためにバナナをよく食べており、林田や丹原からしばしば差し入れされる。理由は本人によると「脳のエネルギー源として手っ取り早いのは糖分」とのこと。物を指し示す時、緑のレーザーポインターをよく使用する。 終盤自身の論文がアメリカで認められ、最終回では瀬田や小島の勧めで渡米する。後に搭乗した飛行機でハイジャック事件に巻き込まれるが、犯人の嘘を見破り、彼が持っていた爆弾のスイッチを押すという茶目っ気を披露した。 由里 和音 演 - 綾瀬はるか 本作のヒロイン。脳科学担当で九十九の助手。 大学では薬物学を専攻し、科警研に就職して化学に配属されたが、九十九の赴任により、不本意ながらも脳科学に異動。九十九に一目惚れするが、彼の変人ぶりや言動に戸惑いつつ、助手としての自覚を持ち九十九をサポートしていく。 単純な性格で九十九に実験台扱いされていいように翻弄されたり同僚達にもいじられたりしているが、最終回では爆弾処理を行い、予想外の行動をとった九十九を叱責するなど成長が伺われたことで九十九から「あなたは信頼できる最高の助手」と評された。 船木 淳平 演 - 平泉成 画像解析担当主任。 防犯カメラなどの画像を鮮明に復元する研究を行っているが、実験がうまくいかず、ノイローゼ気味。徹夜続きの生活から、研究所で禁止されている飲食(主に栄養ドリンクを飲んでいる)をすることが多く、そのことを佐々から注意されることも多い。 神田 純一 演 - 設楽統(バナナマン) 音声分析担当。 犯人の声や反響音などの音から犯人像や現場の状況を再現する研究を行う。科警研の研究員で唯一白衣を着用していない。科警研に入所するきっかけとなるほどの暗号好きでもある。 掃除のお姉さんに好意を抱き、音楽鑑賞に誘うなどのアプローチをするものの、その想いは彼女に全く伝わっていない。最終回終盤では直接告白するが、その後どうなったのかは不明。 浪越 克己 演 - 井坂俊哉 行動科学担当。自信が無く、気弱な言動が目立つ。 かつてはプロファイリング担当の刑事だったが、ある事件で間違ったプロファイリングをしたことで現場指揮が怖くなり科警研に異動した。 第5話で佐々に松下議員殺害事件の捜査チームのリーダーに指名される。その気弱さからリーダーに九十九を推してしまうが、彼に投げかけられた言葉がきっかけで気弱さから脱却を図るようになる。 岩淵 潔 演 - 林泰文 交通科学担当。 渋滞解消や交通事故防止など、道路交通に関する研究を行っており、都内各地にある、Nシステムと呼ばれる信号機に設置した小型カメラで交通状況を観察しているが、これが捜査で役立つ時がある。 夏目 光男 演 - 田中裕二(爆笑問題) 化学担当主任。和音の元上司。爆発物や化学兵器の成分分析を行っている。七三分けと小柄な体格が特徴。 海外の捜査機関でテロを防止した実績があるが、それを鼻にかけている上に嫌味な性格もあり、周囲から疎まれている。 当初は、九十九のことを冷ややかに見ていたが、最終回では彼に感化されたのか、バナナをほおばりながら新人研究者に睨みをきかせるようになる。 難波 丈太郎 演 - トータス松本(ウルフルズ) 生物学担当。生態認証を研究。数々の迷宮入り事件を解決した実績を持つ、科警研のエース的存在。 冷めた性格で、事件に首を突っ込む九十九の行動を否定的に見ながらも、密かに脅威を抱いていたが、次第に感化されていくようになる。実は科学捜査に対して熱い感情を持っており、精神鑑定を科学と認めていない。 大内 浩一 演 - 山崎樹範 生物学担当で難波の部下。 初対面の相手から採取した毛髪の遺伝子を調べて自分との相性を判断する趣味を持つ。九十九の言動に腹を立て、殴りつけようとした難波を抑え、そのとばっちりを受けて殴られてしまったことも。 マリコ 演 - SHIHO 科警研の喫茶室で働いている美女。 九十九に興味がある。和音の相談にも乗ってあげている。 掃除のおねえさん 演 - 木下優樹菜 本名不明。科警研の清掃担当。ヤンキー口調で非常に気が強くはっきりと物を言う性格。 神田から好意を寄せられているが彼のアプローチを煙たがっている。最初は九十九が自分に好意を抱いていると勘違いしていた(九十九のことはタイプではない様子)。一度九十九が構築している理論外の行動を取って九十九を困惑させたことがある。 佐々 未春 演 - 大地真央 法科学部長。理論的かつ折り目正しい人物で、科警研のリーダー的存在。 九十九の才能を見初めて、スカウトするが、彼の型破りな言動に普段の冷静さを忘れてがなり立ててしまうことも。 瀬田 逸平 演 - 小林克也 科警研所長。警察庁との行政・予算面での折衝を担う。九十九の経歴を知って彼を科警研に呼び、終盤ではアメリカに行くように勧めた人物。
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