日中戦争と第二次世界大戦とは? わかりやすく解説

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日中戦争と第二次世界大戦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 17:50 UTC 版)

昭和天皇」の記事における「日中戦争と第二次世界大戦」の解説

1937年昭和12年11月30日支那事変当時呼称現在の日中戦争)の勃発受けて宮中大本営設置1938年昭和13年1月11日第1回御前会議で『支那事変処理根本方針』を決定する1939年昭和14年3月2日自身末子になる第五皇女清宮貴子内親王(のちの島津貴子)が誕生する1939年昭和14年)には、ナチス・ドイツポーランド侵攻によりヨーロッパで第二次世界大戦勃発した満州国皇帝溥儀が、1940年昭和15年6月26日から7月2日まで来日した際も、5年前同様に天皇自ら東京駅出迎え会食複数行っている。一方同年5月にはナチスドイツフランスオランダベルギールクセンブルク対す電撃戦決行してこれら諸国占領。さらに7月からは英独航空戦開始した英国ドイツ本土上陸危機凌いだ直後9月27日日独伊三国同盟の締結により、日本西欧諸国米国との対立深めることとなったABCD包囲網)。 1941年昭和16年9月6日第6回御前会議冒頭で、祖父明治天皇御製和歌)を引用したが、太平洋戦争開戦に至る決定覆すことはできなかった(後述)。同年12月1日第8回御前会議対米開戦決定同年12月8日マレー作戦真珠湾攻撃が行われた後に、自身の名で『宣戦詔書』を渙発することとなった。ここに大東亜戦争当時呼称現在の太平洋戦争日中戦争総称)に突入した1942年昭和17年12月11日東京出御し、伊勢神宮必勝祈願行幸後、13日還御した。 1943年昭和18年1月8日宮城吹上御苑内の御文庫香淳皇后とともに移住した同年5月31日第10回御前会議において『大東亜政略指導大綱』を決定する1945年昭和20年3月10日東京大空襲により、東京都心部は甚大な被害を受ける。その8日後の3月18日昭和天皇東京都内行幸し、罹災状況視察した同年5月26日空襲では宮城攻撃を受け、宮殿炎上した連合国によるポツダム宣言受諾決断し8月10日第14回御前会議では、重臣賛否同数割れる中で、いわゆる終戦聖断」を披瀝した。8月14日第15回御前会議ポツダム宣言受諾決定し自身の名で『終戦の詔書』を渙発した(日本の降伏)。同日にはこれを自ら音読し録音し、翌8月15日ラジオ放送において自身臣民終戦伝えた玉音放送)。この14から15日にかけての間、放送用録音されレコード玉音盤奪取図って受諾反対派将校らによるクーデター未遂事件発生した宮城事件)。 昭和天皇9月27日連合国軍最高司令官総司令部GHQ/SCAP)を率いダグラス・マッカーサーとの会見のため駐日アメリカ合衆国大使館初め訪問した昭和天皇・マッカーサー会見)。11月12日東京出御し、伊勢の神宮並びに神武天皇畝傍山陵(現在の奈良県橿原市大久保町所在)、祖父明治天皇伏見桃山陵現在の京都府京都市伏見区桃山町古城山所在)に親拝して終戦報告した後、同月15日還御した。同月17日には、同様に父・大正天皇多摩陵現在の東京都八王子市長房町に所在)にも親拝した。 陸軍特別大演習に際して1932年撮影、満31歳靖国神社親拝1932年撮影、満31歳陸軍始観兵式において「白雪」号に騎乗1938年1月撮影、満36歳玉音放送告知する当日朝日新聞記事

※この「日中戦争と第二次世界大戦」の解説は、「昭和天皇」の解説の一部です。
「日中戦争と第二次世界大戦」を含む「昭和天皇」の記事については、「昭和天皇」の概要を参照ください。

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