才蔵の作ったマシンたち
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/26 13:42 UTC 版)
「四丁目の怪人くん」の記事における「才蔵の作ったマシンたち」の解説
なお、技術的説明は漫画の通りに書いただけなので裏づけは何もありません。 百円玉製造機(ぼくの弟は怪人の巻) サンプルの百円玉を入れると空気を原料として百円玉を製造する機械。 女子学生を嫌って才蔵たちが乗ったタクシーの中で支払いのために使用したが、故障して無限に百円玉を吐き出しそうになったので吉男がレンチで破壊する。 マシンバット(初出:ぼくの弟は怪人の巻) メビウスの帯の原理を利用してボールを吸引しさらに反発させて打つバット。どんな球でも打つことが出来る。中の四次元コイルが暴走すると核並みの爆発を起こす。 明慶中学との試合を前に打撃不振に悩む兄吉男のために製作。吉男は最後の打席で使って満塁ホームランを打ったがスイッチを切り忘れたためたまたま近くのボールをバットが打ち返し、波及して更に転がってきた無数のボールをバットが暴走して見境なく打ちまくり核爆発の寸前に才蔵がスイッチを切った。 その後のエピソードでも何回か登場している。 重力グローブ(仮称:本編内では名称なし)(初出:ぼくの弟は怪人の巻) マシンバットのおかげで始末書を書かされて落ち込んでいた吉男を元気付けるために作ったグローブ。どんな打球でも発生させた重力場で吸引して捕球出来るグローブ。新入生・先輩対抗戦では新入生側の道具として投入された。 ゴキブリ捕獲機(仮称:本編内では名称なし)(マシン野球の巻) 巨大ヒキガエルの形をしたゴキブリ捕獲機でゴキブリをおびき寄せて口で挟んで殺す。四足歩行が可能。一度に多量のゴキブリが来ると処理できなくなることがある。改造後はジャンプも可能。 自宅でテスト中にパワーアップをしたところ町中のゴキブリが集まってきて処理が出来なくなった。 超速スパイク(仮称:本編内では名称なし)(マシン野球の巻) 陰イオンを発生し、電界の張られた特性ベースの間を走ると前方のベースに引き寄せられてとてつもなく速く走ることが出来る。さらに宇宙のケンタウロス方向の宇宙電界とも呼応して体にかかる重力を小さくしている。 野球部の新入生・先輩対抗戦で、新入生いじめに反発した新入生チームを助けるためにマシンバット、重力グローブと共に投入された。 超巨大ピッチングマシン(仮称:本編内では名称なし)(「レスリング野球」の巻) 約3メートル強の巨大な右手の形をしたマシンで指ではじいてすさまじい変化球を投げる。場外に打たれた場合でも特殊電波付望遠鏡で打たれたボールの写真を取り、その後レーザーで本体のボールを消滅させた後で先に撮った写真を元に空間を原料として第○超平面にそっくりのボールを作ることで「捕球した事にしてしまう」すぐれもののマシン。 レスリング部との「レスリング野球」で登場。主将剣持がマシンバットを使って放った大ホームランを捕球した(ことにした)。 入れ歯マシン(河内の鬼の唄の巻) 歯に装着し、装着した人の吐く息をあっさく空気がわりにして、フランスのエンドウ豆いり笛の構造を利用して声を拡張して大声が出せるようにした機械。 野球部の天高寺戦を前にした特訓のために来た「河内の鬼」の依頼で才蔵が作ったマシン。ただし作中の音に関する記述はかなり怪しい。 立体映画マシン(河内の鬼の唄の巻) レーザーの直進性をして映像を空中に固定して見せる装置。動画も投影可能。声門変化機能もあり、投影する対象人物の声を真似することが出来る。 のどのポリプの悪化で帰郷した「河内の鬼」に代わって、その立体映像を映し出して野球部の選手たちを激励。ついには県下一番の天高寺戦での勝利に導いた。 ミサイル矢(謎の避来矢鎧の巻) 全長が1メートル以上あるミサイル。リモコン操作が可能。 大神(おおみわ)一族に奪われた「避来矢の鎧」を取り戻す際に才蔵が持っていった。どんな矢でも避ける「避来矢の鎧」の鎧の弱点を才蔵が見破りミサイル矢を命中させた。その後、龍吉・龍造兄弟のもちだした「十種の神器」と戦った。 大神(おおみわ)一族の「十種の神器」 蛇の持つ超能力を得るために蛇と交わることでその能力を得た大神一族だったが、その代わりに神の化身といわれる白蛇を見るとすくんでしまうという弱点があった。しかし平安時代の有名な武将俵藤太(藤原秀郷、平将門が叛乱を起こした際に討伐した人物)がその白蛇を退治してくれたためお礼として大神一族の秘宝である「十種の神器」を彼に差し上げた。その中のひとつ「避来矢の鎧」が巡り巡って東光学園の先代校長の所有物となり東光学園の開かずの蔵に収められていた。作品中では以下の三種が登場している。避来矢の鎧:重力波を制御して横方向への定常波に変換して空間をゆがめ、横からの攻撃してくるものは方向が曲げられてあたらない。しかし真上からの攻撃を避けられない弱点があり才蔵のミサイル矢に敗れた。 水のつきざるスズリ:本来水を入れる硯(すずり)の内側から火を発することからこの名称がついた。 岩をも斬る宝剣:字の通り。しかしミサイル矢には当たらなかった。 校長ロボット(仮称:本編内では名称なし)(ビッグフット来日!!の巻) 東光学園の校長の銅像を改造したロボットでリモコン制御で動く。 校長がアメリカビッグフット高校とのアメリカンフットボール対抗戦の秘密兵器として才蔵に作らせたロボット。しかし結局試合には用いられず、試合後に校長たちを懲らしめるために使用された。 サンパツマシン76年型(髪を切らないで!の巻) マイクロフィルムから取り入れた物体(動物も可)の形に散髪する機械。作品中では動物の形(ライオン、キリンなど)にカットしていた。 ヘアデザイナー丹下毛蔵に対抗するべく才蔵が作った機械。丹下に勝手に散髪されたのに怒って毛蔵を含むコンテストに来ていた人間の髪をカットしてしまった。 ボクシングマシン(痛快!KOマシンの巻) 右拳から圧縮性流体(空気?)を超音速で噴出して相手をノックアウトする。(左側がコントローラー)。またベルトとヘッドギアに仕組まれたマシンで右わき腹から背骨にかけてエントロピーの増大しないスピン単極の熱移動をさせて体を活性化させて疲労回復させる機能を持つ。自爆装置付き。 レスリング野球のせいで部費が0にされてしまった野球部を救うために富樫兄弟が賭けボクシングを行い、その時にこのボクシングマシンを利用しようとしたが野球部のマネージャーが才蔵のマシンの阻止に動いたため才蔵が自爆させてしまった。そのとき襲い掛かってきたボクシング部員4-5人を吹き飛ばしてしまう威力があった。 ボクシングマシン改(実際はマシンではないので名称なし)(痛快!KOマシンの巻) ボクシングマシンを壊されたため策無しで戦い窮地に陥った兄吉男を救うために才蔵がうった芝居で、実は普通のボクシンググローブとヘッドギアにケチャップを塗ったものだが、それを試しで殺した犬の血だと偽ってボクシング部員たちをおびえて逃げるようにさせたもの。
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