コンシューマー向け
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 18:27 UTC 版)
DirectX (Direct3D) と組み合わせて使うことが多い。 NVIDIA GeForceシリーズ AMD Radeonシリーズ
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コンシューマー向け
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 02:00 UTC 版)
「PlayStation (ゲーム機)」の記事における「コンシューマー向け」の解説
特記がない場合、日本における概要について記述する。 SCPH-1000 1994年12月3日発売。 初代型番。39,800円で登場。日本では「イチ・ニ・サン」の掛け声のCMが放映された。 発売日は、ワン、ツー、スリーの語呂とともに大安吉日であるところから12月3日となった。 AVマルチ出力端子、通信ケーブル出力端子、ビデオ端子、S端子、外部電源端子、パラレル入出力端子が装備され、ビデオ端子ケーブルが同梱。 用途の限定されない拡張コネクタがある。これは発売直前までROMカートリッジでもゲームを供給するために用意した部分を流用したもの SCPH-3000が発売され値下げされた後も市場に出回っており、後期は29,800円で購入できた。 通気口が少ないため長時間の稼動で熱暴走を起こす、内部ソフトウェアのバグなど、ハード面での不具合が多い。特にディスクが純正かつ日本向けであるかどうかのチェックが1回しかなく、またこの際ディスクの回転も止まることから、ハード起動時にPlayStationのロゴが表示されたタイミングでディスクを入れ替えることによって、海外用ディスクやCD-Rにバックアップコピーしたソフトが簡単に起動した。 北米向けに発売された最初期型SCPH-1001はこのSCPH-1000とほぼ同じ物である。 デザインが評価されグッドデザイン賞を受賞した。 SCPH-3000 1995年7月21日発売。 29,800円に値下げ。ほとんどの店で実売価格26,800円に統一された。 S端子が削除される。 通気口が改善される。 描画に使用される画像処理プロセッサ「GTE」がバージョンアップ。エフェクト(フォグ)のかかり具合が違う。 この型番以降は基板が変更されBIOSの仕様も変更された。またCDチェックの回数が2回に増え、海外用のソフトやコピーソフトが起動しづらくなった(ただし、一部ロットではSCPH-1000と同等の基板が使用されたものもあり、その場合はSCPH-1000と同様の方法で起動するものがあった)。その結果、闇市場において「MODチップ」が開発され、日本国内でも出回ることとなった。 しかし根本的な解決方法とまでは至らず、プロアクションリプレイなどの「製品自体は純正品だが、ゲームデータは後ほど読み込ませる」形式のメディアを用い、無理やりゲームソフトを入れ替えるとバックアップCDが起動してしまう状況だった。 SCPH-3500 1996年3月28日発売。 24,800円に値下げ。 ナムコの『鉄拳2』の発売に合わせ、「ファイティングボックス」と銘打ってコントローラー2個が付属(通常は1個)。 SCPH-5000 1996年6月22日発売。 19,800円に値下げ。 5000番以降はバグをなくすとして、さまざまな目立った改良が施されているため、この型番の登場以降のゲームソフトは、その弊害で3500番台以前のハードウェアでは不具合を起こすゲームソフトがある。 バックアップCDの起動、海外版起動の起動対策として本体のオープンスイッチの機構が改良され、またセキュリティも上昇。一部のチートツール等が利用できなくなった。 一部ロットに5500番以降で搭載されている新型のGPUが搭載されているものが存在する。 次の日の6月23日にはライバル機のNINTENDO64が発売されている。 SCPH-5000までのPlayStationはCD-ROMドライブの読み取り(ピックアップレンズ)部分の設計の欠陥により、ピックアップレンズが随時動くことによるレールの磨耗によりピックが沈み込み、データを読み取れなくなる不具合がある。そのためSCPH-5000あるいはそれ以前の型番のプレイステーションを重用するユーザーは、本体を縦に立てて置く、裏返して置く、斜めに傾けるなどの延命策を講じている。 SCPH-5500 1996年11月15日発売。 ビデオ端子(RCA規格)が削除され、新たにAVマルチ出力端子から各種専用ケーブルによる出力となる。ビデオ端子がないテレビのRF端子に接続して映像を映すための(DC出力端子)も削除された。 「PU-20」という基板になり、メインメモリの変更やGPUなどがバージョンアップされ、画質と処理能力が若干向上。発熱も殆どなくなった。 CD-ROMドライブの読み取り部分の設計が改められる。これにより、縦置き術などの努力が不要になる。 SCPH-5903 1997年発売。日本以外のアジア圏では「ビデオCD」の文化が栄えており、東アジアや東南アジア市場で展開するため、それに対応しビデオCDも見られるようにしたもの。本体は白色で、本体の右上に「Video CD」の表記がある。ソフトウェア再生ではなく、専用のMPEGデコーダを搭載している。ビデオ端子がAVマルチ端子に一元化されたSCPH-5500が発売された後の機種ではあるが、本機種のビデオ端子はSCPH-5000以前と同じく、RCAピン端子を装備する。 SCPH-7000 1997年11月13日発売。 18,000円に値下げ。 それまでのコントローラーに代わり、振動機能付きコントローラー「デュアルショック」を同梱。 画像処理プロセッサ「GTE」が「GTE-2」にバージョンアップ。ポリゴン描画性能が向上する(ただし、ソニー・コンピュータエンタテインメントの公称では変わっていないとされる)。 SCPH-5500にて改善されたCD-ROMドライブの読み取り部分の設計が再度見直され、更に改良されている。 音楽CD再生機能が更新され、新たに『サウンドスコープ』というアプリケーションがハードウェアに搭載される。これは1997年6月20日に発売されたゲームソフト『BABY UNIVERSE』の一部機能を取り込んだものである。 2チップ構成だったCDコントローラーを司るLSIが1チップに集積化。 SCPH-7500 1998年12月1日発売。 15,000円に値下げ。 サウンドCPUとCDコントローラーの2チップが統合されて1チップに集積化。 SCPH-9000 1999年5月28日発売。 外観はSCPH-1000と変わらないが、内部の基板はそれまで幾度の改良・再構成を経て最終世代に近づいていた時期でもあり、SCPH-1000の半分程度の大きさにまでシュリンクされている。 この機種よりパラレル入出力端子が削除された。日本では最後までこの端子を利用した周辺機器が開発されなかったためであるが、非公認メーカーによるゲームのデータを改造するツール(PS向けプロアクションリプレイなど)、または違法コピーCDを動作させるツールの接続端子として用いられる例が多かったため、そういった非公認ツールに対処するためとも言われる[要出典]。なお機能自体は基板に残ったままであったため、コネクタと配線を自力で付ければ使用可能。 SCPH-100 詳細は「PS one」を参照 2000年7月7日発売。最終モデルである。
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