DirectXとは? わかりやすく解説

ダイレクト‐エックス【DirectX】

読み方:だいれくとえっくす

米国マイクロソフト社がマルチメディア機能強化するために提供するウインドウズ用の拡張API群。


DirectX

読み方ダイレクトエックス

DirectXとは、Windows備えるマルチメディアアプリケーション用に、Microsoft社が開発提供しているAPI群のことである。

DirectXは、1995年リリースされたDirectX 1.0以降、幾たびもバージョンアップがなされ、機能強化図られてきた。

DirectXに付属するツール用いることで、ゲーム開発者は、3DCG音声などの表現効果統合したゲームソフト生み出せようになった

なお、DirectXを構成する代表的な技術としては、DirectX AudioDirectX GraphicsDirectPlayDirectInputDirectShowなどを挙げることができる。


参照リンク
DirectXダウンロード - (DirectX デベロッパー センター
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Microsoft DirectX

(DirectX から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/07 19:43 UTC 版)

Microsoft DirectX(ダイレクトエックス)は、マイクロソフトが開発したゲームマルチメディア処理用のAPIの集合である[1]オーバーヘッドを少なくしたデバイスの仮想化抽象化を提供する。WindowsXboxXbox 360Xbox Oneなど、マイクロソフト製のプラットフォームおよびデバイスにおいて広く利用されている。APIの一部はハードウェアアクセラレーションに対応しており、DirectX互換のハードウェアとデバイスドライバーが搭載されたコンピュータ上では、CPUの負担を低減しつつ高速処理することができる。グラフィックスに関しては、DirectX (Direct3D) 互換のGPUビデオカードオンボードグラフィックスなど)を利用することにより、高品質の2次元3次元コンピュータグラフィックスを高速にレンダリングできる。




「Microsoft DirectX」の続きの解説一覧

DirectX

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/07 20:30 UTC 版)

Windows API」の記事における「DirectX」の解説

マイクロソフトWindows 95/Windows NT 4以降全てのWindowsにDirectXを用意している。DirectXは主にゲームマルチメディアのためのAPIであるが、Windows Vista以降DirectX GraphicsGDIに代わってOSグラフィックス描画基盤として昇格されている。DirectX APIのうちのいくつかは、ゲームコンソールであるXboxXbox 360Xbox Oneと共通になっている。 Direct3D OpenGL置き換えとして3D グラフィックスアクセラレータ操作DirectDraw 2D グラフィックスアクセラレータ操作。DirectX 8.0以降DirectDraw機能Direct3D吸収された。 DirectX Graphics DirectX 8.0以降導入された名称で、Direct3DおよびDirectDraw統合意味するのだったが、DirectX 11以降はDXGI/Direct3D/Direct2D/DirectWrite/DirectCompositionの総称となっている。 DXGI (DirectX Graphics Infrastructure) Direct3D 10以降DirectX Graphicsから比較変化緩やかな部分DXGIとしてDirect3Dから分離された。 Direct2D Direct3D上に構築され高レベル2D描画APIGDI+置き換えとなる。 DirectWrite テキストおよびフォント/フォントグリフを扱う。 DirectSound水準ハードウェア(主にサウンドカード)への操作DirectMusic英語版DirectSoundの上位に位置し音楽メディアファイル再生など)を扱う。 DirectX Audio DirectX 8.0以降導入された名称で、DirectSoundおよびDirectMusic統合意味するのだったが、DirectX 9以降はX3DAudio/XAudio2/XACT/DirectSoundなどの総称となっている。 DirectInput ジョイパッドゲームパッドからの入力、およびフォースフィードバックを扱う。 XInput Xbox 360コントローラーWindows上で使えるようにするAPIDirectPlay英語版ネットワークなどを介した通信DirectShow 汎用的なマルチメディアパイプラインシステム。 DirectX APIWindows API中でも変化激しAPIのひとつで、Direct3D RMDirectDrawDirectSoundDirectInputDirectPlay、およびDirectMusicWindows Vista以降完全な互換機能用意されず、一部除いて廃止あるいは代替API吸収されている。

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DirectX

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/12 04:32 UTC 版)

Bio_100%」の記事における「DirectX」の解説

altyは、マイクロソフト在籍時にDirectXの開発にも携わった

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DirectX

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 07:43 UTC 版)

Microsoft Windows 7」の記事における「DirectX」の解説

Direct3D 11含まれた。GDIGDI+代わる高品質かつ高速処理することができるAPIとしてDirect2DDirectWrite含まれた。GPU汎用計算資源として利用するためのAPIとしてDirectCompute含まれた。

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DirectX

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/08 18:28 UTC 版)

Hardware Abstraction Layer」の記事における「DirectX」の解説

Windows向けのマルチメディア処理用APIであるDirectXにも、HAL対応したコンポーネントいくつか存在するリアルタイム3次元コンピュータグラフィックスAPIであるDirect3Dには、ビデオカードなどのグラフィックスハードウェア (GPU) を抽象化するためのHALデバイス用意されている。ベンダー間の差異吸収する層であるHALデバイス利用することにより、ベンダー共通のDirect3D API用いてハードウェア機能アクセスできる。 なお、DirectDrawにはドライバーユーザーモードエミュレーションするためのHardware Emulation Layer (HEL) が用意されていた。 DirectSoundにもサウンドカードハードウェア支援利用するHAL用意されていたが、Windows Vista以降はソフトウェアエミュレーションに置き換えられた。

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