イヤホンズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/04 13:17 UTC 版)
イヤホンズ(英:earphones)は、高野麻里佳・高橋李依・長久友紀からなる日本の声優ユニット[1]。所属レーベルはキングレコードの内部レーベルであるEVIL LINE RECORDS。
- ^ ジャパンミュージックネットワーク株式会社 (2015年5月18日). “声優アイドルユニット“イヤホンズ”がシングル「耳の中へ」でデビュー|イヤホンズ|BARKS音楽ニュース”. 2015年7月30日閲覧。
- ^ 『それが声優! 2017 FINAL 君に届くように【限定版】』
- ^ 『それが声優!』単行本第5巻【Loppi・HMV限定版】
- ^ 「それが声優!」登場の声優ユニット・イヤホンズ ラジオ番組やドキュメンタリー放送も決定 アニメ!アニメ! 2015年6月23日
- ^ TVアニメ「それが声優!」ラジオ番組がスタート!! 超!A&G&文化放送 2015年6月21日
- ^ “【番組情報】TVアニメ「それが声優!」のラジオ番組が配信決定!!”. 音泉. 2015年10月8日閲覧。
イヤホンズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/05 14:36 UTC 版)
一ノ瀬 双葉(いちのせ ふたば) 声 - 高橋李依 プロフィール - 8月25日生、身長160cm、体重50kg、血液型O型、秋田県出身、ひきわり納豆と読書を好みキノコを苦手とする。図書館司書資格所持者。青空プロダクション所属。 本作の主人公。デビューしたての新人声優。声優よりもアルバイトに割く時間の方が多くアルバイターとしては非常に優秀である。だが、声優活動のために頻繁かつ急にバイトを休むため、それを理由としていきなりバイトをクビにされて頻繁に泣く。主な職歴として、コンビニの店員や試食マネキンの経験がある。近作[いつ?]では始めから雇ってもらえない描写も多かったが、同人誌版第8巻(2015 SUMMER)のラストでコンビニ店員に復帰している。声優活動とバイトと就職活動の三重苦に悩まされることが多いため常に金欠に喘いでおり、100円ショップの日用品やコンビニおにぎりも買うことができず、携帯電話は敢えてガラケーを常用している。コロリちゃんやサッポロ(後述)など「かわいい」と言い、周囲とは感じるもののセンスがどこかズレている(些少だがキモカワ系を好む描写がある)。 自己表現が下手(演技に関しては器用に何でもこなせるが、プロデューサーなど番組制作の上層部に対するアピールを苦手とする)で天然気質かつ壮絶なるネガティブ思考の持ち主。機転を利かすことも得意ではない。心がすぐに揺れて折れかける描写も多いが、芯は柳の如くしっかりしているため、大抵はギリギリで踏みとどまる。声優としていわゆる器用貧乏なタイプであるため「個性が出ない」と悩んでいる。同じ事務所の先輩にして双葉自身も出演しているアニメの主演である汐留ヒカリのラジオに出演した時に「いつもアタフタしている」という理由で「フタフタ」という愛称をつけられてしまい、しかもそれがラジオリスナーを中心に定着してしまった。 本作の劇中作『スパイラルカフェ』のCDドラマ版においてヒロインであるユマ役に抜擢され、初めてのメインキャストに心から喜んでいたが、同作のアニメ化の際に監督の意向から何も言われることなく問答無用で鈴に役を奪われる羽目になる。これを原因として鈴との接し方が解らなくなり涙を流して苦しむことになる。 実はアニメにもなった執事モノ漫画の大ファンで、特に同作アニメ版における執事の中の人に大きな憧れを抱いている。のちに、その執事の中の人が主演を務める別番組に番組レギュラーで入ることになり飛び上がって喜んだ。 同人誌版『2015 SUMMER』のエピローグから『2015 WINTER』にかけてのエピソードを通して、人気声優の樹ヒナタと知己の間柄となる。 アニメ版では全体的に不器用なキャラとされている。原作での役に対する器用さや最終的には立ち直れる精神的な強さは、アニメ版では極端に弱められている。一方でアニメ版での勤務先は自身が住むアパートの隣にあるローソンになっており、声優としての活動は店長の理解の元で行われているものとされている。そのため原作にあった声優活動のためにコンビニ店員をクビになり、バイトを転々とする描写、さらにはこれらを原因として生活用品の購入にも迷い公共料金の支払を停止させライフラインを止められる描写は、アニメ版では全てオミットされている(これらの描写は全ていちごに割り振られた)。コロリちゃん 声 - 一ノ瀬 双葉(高橋李依) 双葉の宝物のぬいぐるみであり、よき相談相手。語尾に「〜コロ」が入るのが口癖。実際には双葉がぬいぐるみを動かし声を充てている。 子供時代の双葉が一番好きだったアニメ作品、オリジナルテレビアニメ「息の根コロリちゃん」に登場するキャラ。アニメ版では作品を代表して案内を発信するスポークスキャラとして様々な場所で登場する。 萌咲 いちご(もえさき いちご) 声 - 長久友紀 プロフィール - 5月5日生、身長154cm、体重43kg、血液型A型、香川県出身。イチゴを好み、美味しくないうどんを嫌う。パソコンと料理が得意。ボイスエンタテイメント所属。 双葉とほぼ同時期にデビューした新人声優。普段は製造業工場でアルバイトをしており、ラインのシフト調整で声優業との両立を図っている。「歌って踊れる」アイドル型声優になるのが夢。苺が大好きで部屋を苺グッズで埋め尽くし、自らプランター栽培でイチゴを育てている。一方で自身で「いちごキャラ」を作りすぎて身についてしまったため、その枠から出られないことが悩みとなっている。「萌咲 いちご」は芸名であり、本名は別にあるが、本人的には最悪のアンタッチャブルのため作中でも公表はされていない。 少女時代は貧乏であったため、着たきりのオーバーオールないしはTシャツ・ジャージ姿でいることが多く、そのことを同級生たちにいじめられながら過ごしてきた過去がある。現在の「いちご」としての生活はその反動でもある。父子家庭に育ち、優しい父に応援されて声優を目指しているが、その父が倒れた時には動揺することもあり、自身の進路に対して悩みのタネでもある。 原作では特に動物やマスコットを担当することが多く、仕事で「日本語をしゃべらない」こともしばしば。ボイスオーバーの仕事も行っている。また、原作とアニメでは自身に「キャラ設定」をつけて私生活に対してまで演じていることは共通しているが作ったキャラに対するスタンスはほぼ正反対といえる。原作では自身のキャラをかなり慎重に設定するとともに演じ切れるかどうかを熟考してキチンと組み立てている描写が目立つのに対して、アニメ側では何も考えること無く暴走した勢いで考え無しにキャラを演じてすぐにボロが出る描写が目立っている。さらにアニメ版では上記の通り、オミットされた双葉の設定が割り振られる形になっており、原作で双葉が背負っていた、声優業のせいでバイトをクビになる描写やライフラインを止められる描写などの、社会的にネガティブな設定のほとんどが、いちご側に割り振られている。 小花 鈴(こはな りん) 声 - 高野麻里佳 プロフィール - 3月17日生、身長145cm、体重34kg、血液型B型、東京都出身、書道を好み水泳を苦手とする。事務所のプロフィールでは誰とでも仲良くなれることが特技であるとしている。劇団さくらんぼ所属。白皇学院中等部在籍。 現役中学生声優。ただし5歳の頃から子役として芸能界入りしており、芸歴は約10年。しかし子役時代の仕事は自身の中では黒歴史にしたいものも多い。劇団に入った当初は引っ込み思案で人見知りが激しい性格だった。自身の家は個人経営の和菓子屋。実家暮らしのため、他の2人と比べて経済観念は薄い。子役時代から流されるままに仕事をしていたため、自身の特徴が見いだせず、ド天然の双葉や、イチゴが好きすぎてキャラ化しているいちごと自らを比して「普通すぎる」と劣等感を感じることもある。が、その一方で「普通の中学生」を演じることを求められると、自身が子どもの頃から劇団に入り仕事をしてきた過去に気付いて「普通の中学生はそんな事していない!」と愕然となり「普通でない自分に悩む」という、とんでもないジレンマを抱えてしまう。 子役時代からの人脈があり性格が素直であるために、プロデューサーや監督などの上層部から引き立てられやすく、主役やレギュラーの仕事が多い。イヤホンズでもセンターを任されている。芸歴では双葉やいちごより遥かに格上だが年上の二人に対し自然に目下として接している。 本作の劇中作『スパイラルカフェ』のテレビアニメ版においてアニメ版の監督の意向でヒロインであるユマ役に抜擢されるが、何も聞かされないうちに決められてしまった上に、資料として渡されたCDドラマの中に自身が演じる予定の役の演者として双葉の名を見つけてしまい(アニメ版ではスマホで作品中のインターネット百科事典Gonpediaを見ていた所、見つけてしまうと言う描写になっている)、彼女への義理から苦しむ羽目に陥る。
※この「イヤホンズ」の解説は、「それが声優!」の解説の一部です。
「イヤホンズ」を含む「それが声優!」の記事については、「それが声優!」の概要を参照ください。
- イヤホンズのページへのリンク