アップダウンクイズを1コーナーとして行った番組
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「アップダウンクイズ」の記事における「アップダウンクイズを1コーナーとして行った番組」の解説
以下、番組として製作局の毎日放送ならびにTBS系列で放送されたものを主に記載する。 TBS『8時だョ!全員集合』:後半コントで、アップダウンクイズのコントが放送された。ゴンドラは2代目初期の物で、コントの関係から4台しかゴンドラが無かった。このコントは、全員が2問ずつ間違えて、「お出」になるのが落ちだった。なお、このコントを演じたザ・ドリフターズは、毎日放送が1975年3月にネットチェンジする時のPRキャラクターだった。 TBS『タモリのスター対抗クイズ番組大集合』:タモリ司会。佐々木が出題。1983年10月2日、文字通り当時のTBS系列のクイズ番組が集結した2時間特番で、本番組も織り込まれた。小池最後の回と西郷最初の回のちょうど間にあたり、ゴンドラは2代目最末期のものに準じていたが、4チームだったため4台しかなかった。テーマ音楽も小池時代のものを流用。当然「ロート」の表示はなかった。このコーナーの問題で「タモリ、ヤモリ、イモリ、果たして人間は誰でしょう?」の珍問が出題された(もちろん正解は、司会だったタモリ)。 この特番が2代目ゴンドラとしての最後の出番となった。 TBS『クイズまるごと大集合』:番組自体が終了した後、番組改編時特別番組で一度だけ織り込まれたことがある。番組自体が終了してから折り込まれたため、ゴンドラは模して造られた。 毎日放送『40周年記念・新社屋完成記念特別番組「MBS超ワイド祭り」』(関西ローカル・1990年9月1日放送):梅田・茶屋町に移転したのを記念して毎日放送番組対抗で司会・小池、出題・佐々木による最初の復刻版が放送された。オープニングテーマは初代を使用。10問正解時のBGMは小池時代末期のものが使われた。会場は新社屋(現在のM館)一階のアトリウムからだった。ゴンドラは西郷時代のものを使用していたが、ゴンドラの周りや看板に手を加えていた。くす玉が中央に2つしかない(そのため、優勝時にレツゴーじゅんではなく、今田耕司のゴンドラ上に紙吹雪が降っていた)、小池時代にはなかった『優勝』のテロップが出る、日航のタラップが無いため不正解の要領でゴンドラを下まで降ろす、司会の二人が立って進行する、その司会席にネームプレートがあるなどの違いがあった。また、途中のCM明けからは一問正解につきゴンドラが2つ上昇する特別ルールがあった。解答者は下記の番組のチーム代表であるため、優勝すればチームでハワイ旅行獲得となっていた。解答者は次の通り。1番 レツゴーじゅん(ワイドYOU) 2番 今田耕司(よしもと新喜劇) 3番 田代まさし(三枝きよし興奮テレビ・それゆけ!マーシー) 4番 オール巨人(八方の4時はおまかせ) 5番 桂文珍(イカにもスミにも・乾杯!トークそんぐ) 6番 坂田利夫(ワイドYOU) レツゴーじゅんが10問先取で優勝となった。 毎日放送『放送禁止06ライブ』(関西ローカル特番・1992年4月10日放送):司会・小池、出題・佐々木のアップダウンクイズがコーナーとして復活し、清水興、野村義男、石田長生、忌野清志郎、有山じゅんじ、中島らも(解答席順)が挑戦。シルエットクイズにて忌野が「遠藤ミチロウ」と解答して正解と言われるも、幕が上がるとなぜか遠藤ではなく忌野本人(解答席内とは違い、ステージ衣装着用)が登場した時点で、場面が「忌野清志郎&リクオ&06バンド」のライブに切り替わった。ゴンドラなどのセットは、2代目をベースに解答席のみ西郷時代のものを使用していた(失格時に×マークが閉じるシステムは変わらないが、アシスタントが設置する失格札は新規のもの("×"(罰点・カラー=黒)を立体にした掲示看板)を使用していた)。正解時に小池の「よろしいです!」や「その通り!」のフレーズはあるが、正解チャイムが流れていた。ただし、西郷時代の電子音ではなく、普通のチャイム音(2回鳴る)である(勿論ゴンドラ落下時の電子音もなかった)。効果音はオープニングテーマとシルエットクイズのジングルが初代(1963年開始)で、小池の「ハワイ旅行を目指して大いにがんばっていただきましょう!」(冒頭の「日航機による」は割愛)のフレーズの後のファンファーレ、シルエットクイズのシンキングタイム(各ヒント終了時)、2問不正解・失格退場のBGMは小池時代末期のものを使用していた。また、冒頭のフレーズも「ロート製薬」の部分を「MBS」に変えて「MBSがお送りするアップダウンクイズ」とした。もちろんゴンドラ部分には「ロート」の文字はなく「アップダウンクイズ」のロゴ(中央に配置)のみである。 毎日放送『新・たかじんが来るぞ』(関西ローカル・1993年放送):やしきたかじん司会で、当時毎日放送アナウンサーだった石田敦子が出題。西郷時代に使われたセットを使って復刻版「新たかアップダウンクイズ」が行われ、番組レギュラーの新野新、ハイヒールモモコ、オール阪神、角淳一、トミーズ健、非常階段シルク(解答席順)が挑戦した。この時のシルエットクイズのゲストは、当時毎日放送を定年退職して関連会社・MBS企画の社長を務めていた小池であり(当時小池の部下である4枠の角が正解する)、番組誕生や秘話などのエピソードを語った。問題の正誤判定もたかじんの裁量で正解と認められたり、誤答と認められた事もあった。最終問題のみ2段階上昇するルールだったが、8問だった角が答えられず、お情けでもう1問出題されたが、角は不正解となり、結果は新野が4問、モモコが5問、健が1問であとは全て0問という低調に終わった。ゴンドラ部分には「ロート」の代わりに「新たか」と書かれた吹き出しが付けられた。BGMはオープニングとシルエットゲスト登場時などに西郷時代のものを使用、不正解時・2問不正解時のBGMは小池時代末期のBGM(それぞれお出(の最後の部分)、シルエットクイズのシンキングタイム)を早回ししたものが使われていた。 毎日放送『開局50周年記念特番「激動の半世紀!復活あどランでOH!OH!」』(関西ローカル・2001年9月9日放送)『ヤングおー!おー!』と『あどりぶランド』の特番的番組。一企画として、司会・小池、出題・佐々木のアップダウンクイズが復活。放送はMBSスタジオ in USJからだったが、こちらもゴンドラなどのセットは西郷時代のものにアレンジを加えたものを使っていた。オープニングテーマ・エンディングは小池時代末期のものを使用。このとき出演者は、セットに「ロート」の文字がないことへの違和感を語っていた。 解答者は次の通り(男性芸能人もしくは毎日放送ベテランアナウンサーと、前者とは異性の毎日放送若手アナウンサーとの組み合わせ)。1番 桂三枝(後の六代桂文枝)・松井愛 2番 月亭八方・西村麻子 3番 赤井英和・石田敦子 4番 藤本永治・松川浩子 5番 吉田智子・上泉雄一 6番 野村啓司・武川智美 三枝と野村(後番組の『クイズ!!ひらめきパスワード』の司会者でもある)は本放送時代にも解答者としての出演の経験者でもあり、さらに三枝は西郷時代にシルエットゲストも経験している。約20問足らずで終了し、八方・西村ペアが4問正解という低調な記録を作った。また、問題の中には『小池に代わってアップダウンクイズの司会をしたのは誰』(正解はもちろん西郷)という問題があり、答えの際に西郷時代の白黒写真が紹介された。なお、これが小池最後の出演となった。 TBS『頭脳の祭典!クイズ最強王者決定戦!!〜ワールド・クイズ・クラシック〜』:2011年11月23日に放送されたスペシャル番組。参加者33名から予選および準決勝を勝ち抜いた2名による決勝戦の早押しクイズ「The Tower」にこの形式が使われた。10問正解で優勝、不正解だと0点に戻された。ただし、ゴンドラは独自のものを使用。この決勝には本番組で3週連続10問正解を達成した石野まゆみが進出したが、準優勝に終わった。また、放送上では不正解は出なかった。 日本テレビ『ビートたけしのお笑いウルトラクイズ』「溺死寸前!バス吊り下げアップダウンクイズ!!」 司会:ビートたけし、アシスタント:永井美奈子(日本テレビアナウンサー・当時)○バスか×バスか、正しいと思うバスに乗車。不正解のバスはクレーンで吊り上げられて海上で再度クイズを行い、正解すると元の場所に戻してもらえるが、不正解だとそのまま海に沈められた。 フジテレビ『北野タレント名鑑』 司会:北野武(ビートたけし)、ガダルカナル・タカ、アシスタント:戸部洋子(フジテレビアナウンサー)解答者5名がゴンドラに乗って、クイズに正解すると1段階アップし5問正解でPRができた(4問以下だと顔出しされない)。途中から上から下に1段階下がる形に変更された。不正解だと0点に戻された。 フジテレビ『殿様のフェロモン』「悶絶股裂きアップダウンクイズ」 司会:今田耕司、中山秀征水着姿の女性解答者ペア6組がそれぞれロープで片足を縛られ、クイズに正解すると他のペアのロープが上がり、ずっと正解できないと股が開いてしまうという罰ゲームだった。 フジテレビ『爆笑!オールスター芸能界クイズ王決定戦スペシャル』 司会:研ナオコ、高田純次、松本伊代、出題者:西村知江子スペシャル番組として『金曜ファミリーランド』または『火曜ワイドスペシャル』で、計3回放送された。予選では、出場者6名がゴンドラに乗り正解すると1段階アップし、時間切れまでに正解数の多かった人2名が決勝に進める(AブロックとBブロックで2回行う、1回だけCブロックまで3回行われた)。 決勝は予選を通過した4名と敗者復活の2名により行われ、10問正解で優勝、不正解だと0点に戻された。林家こぶ平(後の九代目林家正蔵)、上岡龍太郎などが優勝。 ファミリー劇場『Knock Out-競技クイズ日本一決定戦-』 準々決勝の形式の1つ「アップダウン・セブン」では10ポイントが7ポイントになっているものの、それ以外のルールはほぼアップダウンクイズのルールのままで対戦した。
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