三省堂 大辞林 |
こわ・い こはい 2 【▽強い】
(形)[文]ク こは・し
〔「怖(こわ)い」と同源〕
(1)(物が)かたくて処理しにくい。弾力がない。
「―・い毛」「―・い飯」
(2)気が強くて、こちらの思い通りにならない。強情だ。
「情の―・い奴ぢやな/阿部一族(鴎外)」
(3)疲れる。骨が折れる。
「この仕事は―・い」
(4)つよくはげしい。たけだけしい。
「疾き足をいたして―・き力をはげみて/宇津保(俊蔭)」
(5)征服するのが困難だ。手に余る。
「―・き物の怪にあづかりたる験者/枕草子 157」「坂の―・きを登り侍りしかば/大鏡(道長)」
(6)生硬だ。こなれていない。無骨だ。
「この文の言葉いとうたて―・くにくげなるさまを/源氏(若菜上)」
[派生] ――げ(形動)
〔「怖(こわ)い」と同源〕
(1)(物が)かたくて処理しにくい。弾力がない。
「―・い毛」「―・い飯」
(2)気が強くて、こちらの思い通りにならない。強情だ。
「情の―・い奴ぢやな/阿部一族(鴎外)」
(3)疲れる。骨が折れる。
「この仕事は―・い」
(4)つよくはげしい。たけだけしい。
「疾き足をいたして―・き力をはげみて/宇津保(俊蔭)」
(5)征服するのが困難だ。手に余る。
「―・き物の怪にあづかりたる験者/枕草子 157」「坂の―・きを登り侍りしかば/大鏡(道長)」
(6)生硬だ。こなれていない。無骨だ。
「この文の言葉いとうたて―・くにくげなるさまを/源氏(若菜上)」
[派生] ――げ(形動)
つよ・い 2 【強い】
(形)[文]ク つよ・し
(1)力量や技量がすぐれている。
「腕力が―・い」「―・い力士」「彼は碁が―・い」
(2)丈夫で物事に耐える力がすぐれている。抵抗力がある。
「―・い体」「アルコールに―・い体質」「地震に―・い建物」「―・いナイロン糸」
(3)精神的に抵抗力がある。多少のことでは動じない。
「―・い心」「―・い意志」「正身は―・う思し離るとも/源氏(夕霧)」
(4)(ある分野に対して)知識や能力を十分にもっている。
「スポーツに―・い」「機械に―・い」
(5)作用の度合が大きい。程度がはげしい。
「―・い風雨」「―・い日ざし」「―・い火」「―・い酒」「―・い臭気」「うぬぼれが―・い」
(6)ゆるみがない。かたい。
「―・く結ぶ」「本妻―・くものし給ふ/源氏(夕霧)」
⇔弱い
[派生] ――が・る(動ラ五[四])――げ(形動)――さ(名)――み(名)
[慣用] 押しが―・我(が)が―・腰が―・心臓が―・鼻っ柱が―/意を強くする・ペンは剣よりも強し
» (成句)強い相互作用
(1)力量や技量がすぐれている。
「腕力が―・い」「―・い力士」「彼は碁が―・い」
(2)丈夫で物事に耐える力がすぐれている。抵抗力がある。
「―・い体」「アルコールに―・い体質」「地震に―・い建物」「―・いナイロン糸」
(3)精神的に抵抗力がある。多少のことでは動じない。
「―・い心」「―・い意志」「正身は―・う思し離るとも/源氏(夕霧)」
(4)(ある分野に対して)知識や能力を十分にもっている。
「スポーツに―・い」「機械に―・い」
(5)作用の度合が大きい。程度がはげしい。
「―・い風雨」「―・い日ざし」「―・い火」「―・い酒」「―・い臭気」「うぬぼれが―・い」
(6)ゆるみがない。かたい。
「―・く結ぶ」「本妻―・くものし給ふ/源氏(夕霧)」
⇔弱い
[派生] ――が・る(動ラ五[四])――げ(形動)――さ(名)――み(名)
[慣用] 押しが―・我(が)が―・腰が―・心臓が―・鼻っ柱が―/意を強くする・ペンは剣よりも強し
» (成句)強い相互作用
こわい こはひ 【▽強▽飯】
こわ・い こはい 2 【怖い/▽恐い】
(形)[文]ク こは・し
〔「強(こわ)い」と同源〕
(1)危害を加えられそうで逃げ出したい感じだ。自分に危険なことが起こりそうで身がすくむ思いだ。
「―・いもの見たさ」「―・い顔」「雷が―・い」
(2)悪い結果が予想されて不安だ。先行きが心配で避けたい。
「相場は―・いから手を出さない」「今はいいが、あとが―・い」
(3)軽視できない。予想以上に大した力をもっている。
「やはり専門家は―・い」「一念というのは―・いもので、とうとうやりとげた」
〔「おそろしい」に似ているが、それより主観性が強く、また口語的である。「おっかない」はさらに口語的で東日本に用いられる〕
[派生] ――が・る(動ラ五[四])――げ(形動)――さ(名)
» (成句)怖いもの知らず
» (成句)怖いもの無し
» (成句)怖いもの見たさ
〔「強(こわ)い」と同源〕
(1)危害を加えられそうで逃げ出したい感じだ。自分に危険なことが起こりそうで身がすくむ思いだ。
「―・いもの見たさ」「―・い顔」「雷が―・い」
(2)悪い結果が予想されて不安だ。先行きが心配で避けたい。
「相場は―・いから手を出さない」「今はいいが、あとが―・い」
(3)軽視できない。予想以上に大した力をもっている。
「やはり専門家は―・い」「一念というのは―・いもので、とうとうやりとげた」
〔「おそろしい」に似ているが、それより主観性が強く、また口語的である。「おっかない」はさらに口語的で東日本に用いられる〕
[派生] ――が・る(動ラ五[四])――げ(形動)――さ(名)
» (成句)怖いもの知らず
» (成句)怖いもの無し
» (成句)怖いもの見たさ
北海道方言辞書 |
仙台弁 |
こわい
こわい
茨城弁大辞典 |
新潟県田上町方言 |
甲州弁辞典 |
大阪弁 |
こわい
| 大阪弁 | 訳語 | 解説 |
|---|---|---|
| こわい | こわい、おそろしい 可怕 |
恐い。怖い。「おとろしい」よりも新しい言い方で、近畿、特に京阪の中心部で使用する。で使う。南近畿、淡路、四国、北陸では「おとろしい」、遠江、信濃、越後以東の東日本で「おっかない」、飛騨、美濃、尾張、三河で「おそがい」、東中国で「きょうとい」、西中国で「いびせい」「いぶせい」、東九州で「おぞい」、西九州で「おとろしか」、北九州で「えずか」と言い、北琉球でも「うとぅらさん」「うとぅるしゃん」と、「おとろしい」系を使っている。もともと標準語と同じ「おそろしい」と発音していたのは長門周辺。「こわい」を疲労の意味で使うのは、南近畿、東関東、越後、奥羽、北海道、西中国、東南九州、奄美など。 |
和歌山弁辞書 |
漢字辞典 |
出典:漢字辞典 |
怖
怖 |
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