関弘子 関弘子の概要

関弘子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/19 14:41 UTC 版)

せき ひろこ
関 弘子
1952年
本名 観世 弘子[1][2](旧姓:関[3]
生年月日 (1929-07-30) 1929年7月30日
没年月日 (2008-05-11) 2008年5月11日(78歳没)
出生地 日本東京都[2]
民族 日本人
身長 158 cm[1]
ジャンル 俳優声優
活動期間 1950年代 - 2008年
受賞
1964年新劇演技者特別賞『わざおぎのふるさと』[2]
1981年紀伊國屋演劇賞を受賞した[1][2]
テンプレートを表示

母親は声楽家関種子、夫は観世流能楽師観世寿夫[4]

略歴

自由学園卒業[1]。1947年、劇団俳優座に研究生(1期生)として入座[5]。1952年、俳優座養成所卒業[1][5]。1954年に俳優座を退団し、劇団青年座の立ち上げに参加[1][2][3][5]。1956年に青年座を退団[5]フリーランスとなり[3]、プレーヤーズセンター[3]、三木事務所[5]プロダクション・エムスリー[6]、おぎいくこ事務所に所属していた[1]

1962年から1969年まで、自主公演『わざおぎのふるさと』を連続上演し、1964年の新劇演技者特別賞を受賞した[2]

1969年(昭和44年)に観世寿夫と結婚。1970年に冥の会を立ち上げた[2][4]

能を始めとして様々な舞台ドラマなど数々の作品に出演。朗読(劇)・語りの第一人者として活躍し、朗読指導にも力を注いだ。西武池袋コミュニティカレッジや朝日カルチャーセンターなどで講師も行い、声と言葉の教室千声会を主催[2]

源氏物語全巻を平安時代当時の発音(日本語#音韻史を参照)で朗読したCDを自主制作。1981年には近松門左衛門の原文での語りで第16回紀伊國屋演劇賞を受賞した[1][2]

2008年5月11日、肺炎のため死去[7]。78歳没。

人物

声種ソプラノ

特技は朗読、能、日本舞踊[1]

主な出演

テレビドラマ

映画

吹き替え

劇場版アニメ

その他のテレビ番組

脚注


  1. ^ a b c d e f g h i 『日本タレント名鑑(2002年版)』VIPタイムズ社、2002年4月1日、697頁。ISBN 978-4-9901242-0-5 
  2. ^ a b c d e f g h i 「関 弘子氏に聞く」『藝能』3月号、藝能学会、1996年、53頁。 
  3. ^ a b c d e f 「新桜オールスタァ名鑑」『芸能画報』7月号、サン出版社、1958年。 
  4. ^ a b 『芸能』1月号、芸能学会、1979年、78頁。 
  5. ^ a b c d e 『タレント名鑑NO1改訂版』芸能春秋社、1963年、48頁。 
  6. ^ 『声優の世界-アニメーションから外国映画まで』朝日ソノラマファンタスティックコレクション別冊〉、1979年10月30日、88頁。 
  7. ^ 関弘子さん死去 女優、故観世寿夫氏の妻(47NEWS・2008年5月15日)2013年9月28日閲覧。
  8. ^ 魔女の宅急便”. 金曜ロードSHOW!. 2016年6月4日閲覧。
  9. ^ 紅の豚”. 金曜ロードSHOW!. 2016年6月2日閲覧。


「関弘子」の続きの解説一覧




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「関弘子」の関連用語

関弘子のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



関弘子のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの関弘子 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS