若田光一
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/10 12:59 UTC 版)
経歴
- 1976年3月 大宮市立別所小学校卒業[28]
- 1979年3月 大宮市立宮原中学校卒業
- 1982年3月 埼玉県立浦和高等学校卒業
- 1987年3月 九州大学工学部航空工学科卒業。
- 1989年3月 九州大学大学院工学研究科応用力学専攻修士課程修了。日本航空入社。同社整備訓練部所属。
- 1992年4月 旧・NASDAによりミッションスペシャリスト候補に選出。
- 1994年12月 NASAよりSTS-72のミッションスペシャリストに任命。
- 1996年1月 スペースシャトル・エンデバー号による「STS-72」ミッションに参加
- 2000年10月 スペースシャトル・ディスカバリー号により2度目の宇宙へ。国際宇宙ステーション(ISS)組立ミッション「STS-92」にミッションスペシャリストとして参加。
- 2004年 九州大学大学院工学研究科で博士号(工学)を取得。論文の題は 「引張荷重を受ける傾斜き裂板の座屈および振動特性に関する研究 」[29]。
- 2006年7月 フロリダ州海底でのNASA極限環境ミッション運用訓練(en:NEEMO10)にコマンダーとして参加。
- 2009年3月 スペースシャトル・ディスカバリー号による「STS-119」ミッションに参加。日本人宇宙飛行士として初のISS長期滞在を開始。
- 2009年7月 スペースシャトル・エンデバー号による「STS-127」ミッションにて帰還。日本人宇宙飛行士としては最長の宇宙滞在(4カ月半)となった。
- 2009年11月 内閣総理大臣顕彰を授与される。宇宙飛行士の表彰は毛利衛、向井千秋、土井隆雄に次ぎ4人目。また、彩の国功労賞を受賞。
- 2010年3月 NASAのISS運用部長に就任。
- 2010年4月 JAXAの宇宙飛行士グループ長に就任。
- 2011年2月 第38次/第39次ISS長期滞在ミッションへ任命。
- 2013年11月 ソユーズTMA-11Mにて国際宇宙ステーションへ[30]。2度目のISS長期滞在を開始。
- 2014年3月 第39次ISS長期滞在コマンダーに就任。日本人がISSのコマンダーになるのは初。
- 2014年5月 地球帰還。パラシュートで カザフスタン中央部の草原に着地。
- 2015年9月1日 アメリカ宇宙航空局(NASA)宇宙飛行士室ペイロード部門主任に就任。
- 2018年4月1日 宇宙航空研究開発機構(JAXA)理事に就任。
- 2020年4月1日 宇宙航空研究開発機構(JAXA)特別参与に就任。
- 2024年3月31日 宇宙航空研究開発機構(JAXA)を退職。
- 2024年4月8日 アクシオム・スペース宇宙飛行士兼最高技術責任者に就任。
- ^ “菊池寛賞にタモリさん、阿川佐和子さんら”. 読売新聞 2014年10月15日閲覧。
- ^ “Japanese Astronaut Koichi Wakata Joins Axiom Space” (英語). Axiom Space (2024年4月8日). 2024年4月10日閲覧。
- ^ “さいたま市立大宮別所小学校H25年度5月号(リンク切れ)”. 2013年11月7日閲覧。
- ^ さいたま市立大宮別所小学校. “さいたま市立大宮別所小学校” 2015年11月7日閲覧。
- ^ 首相官邸 (2009年6月3日). “若田宇宙飛行士との交信” 2015年11月7日閲覧。
- ^ ベルマーク教育助成財団 (2015年7月8日). “500万点達成 さいたま市立大宮別所小学校” 2015年11月7日閲覧。
- ^ 一般財団法人日本アマチュア無線連盟 (2009年5月27日). “若田光一宇宙飛行士がさいたま市立宮原中学校の後輩生徒たちと交信” 2015年11月7日閲覧。
- ^ 埼玉県立浦和高等学校. “浦和高校の教育とは” 2015年11月7日閲覧。
- ^ 埼玉教育サポートセンター. “埼玉発~全国へ 教育インタビュー (校長名) 県立浦和高等学校長” 2015年11月7日閲覧。
- ^ 株式会社教育測定研究所. “スーパーグローバルハイスクール、浦高の取り組みとは”. 英ナビ! 2015年11月7日閲覧。
- ^ 埼玉県立浦和高等学校同窓会. “浦和高校同窓会奨学財団奨学金について”. 公益財団法人 県立浦和高等学校同窓会奨学財団 2015年11月7日閲覧。
- ^ 武士道・美術館. “宇宙との交信(九州大学)” 2015年11月7日閲覧。
- ^ 本学鳥人間チームが鳥人間コンテストで優勝
- ^ ドッキングしたZ1トラスやユニティも含め、全てアメリカの開発品を使用した組立ミッションであり、日本は直接関与していない。このようなミッションにあえて日本人宇宙飛行士を起用したのは異例である。STS-92の模様は、IMAX映画で観ることができ、若田のコメントも聞くことができる。日本語吹き替え版では若田自身が日本語で吹き替えているが、日本語音声はDVD未収録。
- ^ 若田飛行士のNASA(米国航空宇宙局)/ISS(国際宇宙ステーション)運用ブランチチーフ就任について - JAXA
- ^ JAXA|若田光一宇宙飛行士の国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在の決定について
- ^ “若田光一宇宙飛行士を乗せたソユーズTMA-11M、打ち上げ成功”. sorae.jp. (2013年11月7日)
- ^ “若田さん:国際宇宙ステーションとドッキング成功”. 毎日jp. (2013年11月7日). オリジナルの2013年11月7日時点におけるアーカイブ。
- ^ 若田光一宇宙飛行士の国際宇宙ステーション船長への就任について
- ^ 若田さん JAXA理事に 宇宙飛行士出身で初2018/4/1 日本経済新聞
- ^ “若田光一さん5か月ぶり地球帰還…記録ずくめ、宇宙滞在は日本人最長・最高齢”. 読売新聞. 2023年3月13日閲覧。
- ^ “データで見る有人宇宙活動”. JAXA. 2023年3月21日閲覧。
- ^ “若田飛行士、JAXA退職へ 「可能な限り現役で活動」”. 毎日新聞. 2024年3月29日閲覧。
- ^ “Japanese Astronaut Koichi Wakata Joins Axiom Space”. Axiom Space. 2024年4月8日閲覧。
- ^ “若田光一さんが米民間企業の宇宙飛行士に 再びISSに行く可能性も”. 朝日新聞デジタル. 2024年4月9日閲覧。
- ^ “若田光一さんがソフトバンク戦で始球式「宇宙に行くより緊張した」”. 東スポWeb. (2018年5月27日) 2019年9月5日閲覧。
- ^ [1]読売新聞2009年8月2日
- ^ “さいたま市立大宮別所小学校H25年度5月号(リンク切れになる可能性有)”. 2013年11月7日閲覧。
- ^ 博士論文書誌データベース
- ^ NHKスペシャル 日本人船長(コマンダー) 宇宙へ~若田光一の挑戦~ - NHK名作選(動画・静止画) NHKアーカイブス
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