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火葬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/23 22:43 UTC 版)

火葬(かそう)とは、葬送の一手段として遺体焼却することである。また、遺体の焼却を伴う葬儀のことも指す。


注釈

  1. ^ 水谷真成訳『大唐西域記』巻6、藍摩国3.4の注に、「『玄応音義』五に「耶旬 或いはこれを闍維といい、或いは闍毗という。同一の義なり。正しくは闍鼻多 jhāpita という。義はこれ焚焼なり」とある。日本語中の漢語「荼毘」は Pa. jhāpeti の下略形。」とある。サンスクリットではない。なお、jhāpitajhāpeti の受動分詞。
  2. ^ 「行軍中の兵士が死んだ場合は焼いてその場に埋める」ように記述されており、東国から動員された防人が死んだ際も、柩を給付して焼くようにという記事がある[10]

出典

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  2. ^ 山田康弘「縄文時代の子供の埋葬」『日本考古学』Vol.4 (1997) No.4 pp.1-39, doi:10.11215/nihonkokogaku1994.4.1
  3. ^ 奈良貴史、佐伯史子、萩原康雄、澤田純明「日本の古人骨に関する文献(2006~2015年)」Anthropological Science (Japanese Series)., Vol.124 (2016) No.2 pp.93-148, doi:10.1537/asj.124.93
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  14. ^ 宗教によりお葬式の流れは変わる?宗教ごとの違いやマナーについて|葬儀のてびきびと
  15. ^ 「沖縄ではどうやって火葬に変わったの」~沖縄における火葬導入の話②~
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  19. ^ “ご喪儀:火葬を検討 陵は合葬も視野に…宮内庁長官”. 毎日jp (毎日新聞社). (2012年4月27日). オリジナルの2012年4月28日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20120428170019/http://mainichi.jp/select/news/20120427k0000m040012000c.html 
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