津山三十人殺し
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モデルとした作品
- 『新日本暴行暗黒史 復讐鬼』
- 『八つ墓村』 横溝正史、角川文庫、1971年 ISBN 4041304016
- 『丑三つの村』 西村望、毎日新聞社、1981年(徳間文庫、1984年 ISBN 4195675936)
- 「負の暗示」『神かくし』所収 山岸凉子、秋田文庫、1998年 ISBN 4253172466
- 本事件を漫画化した作品。
- 『龍臥亭事件(上・下)』 島田荘司、光文社文庫、1999年 ISBN 4334728898(上巻)、ISBN 4334728901(下巻)
- 舞台となる集落の名称は変更されているが、下巻の内容は筑波昭の著作と重複する部分が多い。
- 『SIREN』、ソニー・コンピュータエンタテインメント、2003年
- 作中に事件を元にした「××村三十三人殺し」という都市伝説が登場する。主人公が物語に関わる重大なキーとなっている。
- 『夜啼きの森』 岩井志麻子、角川ホラー文庫、2004年 ISBN 4043596049
- 本事件を題材にしたホラー小説。
- 『「八つ墓村」は実在する』 蜂巣敦、ミリオン出版、2005年 ISBN 4813020291
- 『八つ墓村』と本事件の関連性を、現地調査等を通じて考察した本。
- 『《津山三十人殺し》幻視行』月蝕歌劇団、2008年8月
- 『ツバキ』、押切蓮介、2011年
- ホラー漫画。シリーズ中に本事件をベースにしたエピソードが存在する。
- 『夜見の国から』、池辺かつみ、ニチブンコミックス、2012年
- 本事件を題材にした劇画。
- 「ムツオさん」『THE SHOW MUST GO ON』所収 筋肉少女帯、徳間ジャパン、2014年
- 本事件をモチーフとした楽曲[11]。
- 『ゴールデンカムイ』、野田サトル、集英社、2014年
- 明治時代の北海道が舞台のサバイバル漫画。「三十三人殺しの津山」と呼ばれる人物が登場する。
- 『お孵り』滝川さり、KADOKAWA<角川ホラー文庫>、2019年 ISBN 978-4-04-108826-5
- 津山三十人殺しをモチーフにした事件が語られており、筑波昭『津山三十人殺し 日本犯罪史上空前の惨劇』が参考文献として挙げられている。
- 『名探偵のはらわた』白井智之、新潮社、2020年 ISBN 978-4-10-353521-8
- 「津ヶ山事件」という話に30人殺しの向井鴇雄という殺人鬼が登場する。
注釈
- ^ 当時の合同新聞記事によると、流感で亡くなったとされている。
- ^ 都井以外に祖母と姉。戸主は都井。
- ^ 入営不適、民兵としてのみ徴用可能。実質上の不合格。
- ^ 当時の女性たちの間では、甲種合格で徴兵される男性をもてはやす風潮があった。
- ^ この薬に関し、祖母から話を聞いた近所の寺井元一が後日都井に問いただしている。都井は、「自分が常用しているわかもとを祖母にも飲ませようとした」と寺井元一に語っているが、みそ汁に混入した薬が本当にわかもとだったのかは不明。
- ^ 当時、西加茂村駐在所の巡査は出征で欠員中だった。
- ^ 地域の電力会社は加茂水力電気[2]。当時は群雄割拠状態から日本発送電へ統一される直前だった。
- ^ 手提げハンドルが付いている、自転車の前照灯にもなる角形ランプ。松下電器産業が「ナショナル」の商標を冠した最初の商品。2018年にパナソニックから形状を復刻したLED照明「BF-MK10」が発売されている。
- ^ 『八つ墓村』の冒頭に、「この辺の牛はひとくちに千屋牛とよばれて、役牛としてよく肉牛としてよく、近所の新見で市が立つときには、全国から博労が集まるくらいである」と記載されている[9]。千屋牛は岡山県新見市千屋地区で育てられている黒毛和種およびその精肉として地域団体商標登録に認められたブランド牛肉で、生産出荷基準は「新見市内で繁殖・肥育一貫生産されたもの。または岡山県下で生産された子牛を導入し、新見市内で約18カ月間以上肥育されたもの」[10]である。
出典
- ^ a b 『津山事件報告書 (岡山縣苫田郡西加茂村に於ける三十三人殺傷事件)』司法省刑事局
- ^ 逓信省電気局・編 『電気事業要覧』第30回、電気協会、1939年、624頁。
- ^ 山崎哲『物語 日本近代殺人史』春秋社、2000年 ISBN 4393331915 より。
- ^ 失恋と冷遇した村人への仕返し『大阪毎日新聞』(昭和13年5月22日)『昭和ニュース辞典第6巻 昭和12年-昭和13年』p232 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年
- ^ a b 『週刊朝日』2008年(平成20年)5月23日号より
- ^ Tsuyama jiken hōkokusho : Okayama-ken Tomata-gun Nishikamo-son ni okeru sanjūsannin sasshō jiken、Stanford LIBRARIES SearchWorks catalog
- ^ “新日本暴行暗黒史・復讐鬼”. ぴあ映画生活. ぴあ株式会社. 2021年2月20日閲覧。
- ^ 横溝正史『真説 金田一耕助』角川書店〈角川文庫〉、1979年1月5日、138-141頁。"八つ墓村考 III"。
- ^ 横溝正史『八つ墓村』角川書店〈角川文庫〉、1993年11月10日、3-4頁。"発端"。
- ^ “和牛のルーツ「千屋牛」とは?”. 千屋牛振興会. 2024年2月23日閲覧。
- ^ 【前編】オーケンに全部聞いた! 4年ぶりでもブレない筋少ワールド『THE SHOW MUST GO ON』アルバム発売記念インタビュー 、ガジェット通信、2014年10月7日
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