岸惠子 受章・受賞歴

岸惠子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/16 08:52 UTC 版)

受章・受賞歴

著書

単著

  • 『巴里の空はあかね雲』(新潮社 1983年 のち新潮文庫文芸大賞エッセイ賞
    自らが朗読したカセットブックも発売された。録音後、「さすがに、自分のことを読むのは恥ずかしかったわ」と語っている
  • 『砂の界(くに)へ』(文藝春秋 1986年 のち文春文庫・朝日文庫)イラン、アフリカ紀行
  • ベラルーシの林檎』(朝日新聞社 1993年 のち朝日文芸文庫)日本エッセイストクラブ賞
    表紙のデザインは娘のデルフィーヌが担当した
  • 『30年の物語』(講談社 1999年 のち講談社文庫
  • 『風が見ていた』(新潮社 2003年 のち新潮文庫)各上下 小説 
    2009年5月7月「新日曜名作座」(NHKラジオ第1)で全8回にわたって放送。出演:西田敏行竹下景子
  • 『私の人生ア・ラ・カルト』(講談社 2005年 のち朝日文庫)
  • 『私のパリ 私のフランス』(講談社 2005年)フォトエッセイ集
  • 『わりなき恋』(幻冬舎 2013年 のち幻冬舎文庫)小説
  • 『女優 岸惠子』(キネマ旬報社 2014年)監修
    書き下ろしエッセイ、ロング・インタビュー、自身が選んだ自薦映画16作品、代表作グラビアを収録
  • 『愛のかたち』(文藝春秋 2017年/文春文庫 2021年)小説
  • 『孤独という道づれ』(幻冬舎 2019年/幻冬舎文庫 2022年)
  • 『岸惠子自伝―卵を割らなければ、オムレツは食べられない』(岩波書店 2021年/岩波現代文庫 2024年5月)

共著

翻訳

  • スージー・モルゲンステルヌ、セルジュ・ブロック「パリのおばあさんの物語」(千倉書房 2008年)

関連書籍


注釈

  1. ^ 『風は知らない』は結局、谷洋子を主演に据え1958年に制作された。
  2. ^ 『歩いて行く二人』によれば、『忘れえぬ慕情』のヒットでどこへ行っても「ノリコ!」と呼ばれるのが嫌だったし、シャンピとも英語で話していたので一日8時間くらいフランス語の勉強をしたという。下層の人々からも学んでいて首相官邸に招かれた時にそのまま使って夫を赤面させたという。
  3. ^ 『歩いて行く二人』では仕事をしすぎて不在が多かったことが原因だという。
  4. ^ 『歩いて行く二人』の中で一番好きだった役は『おとうと』のげんだったと語っている。
  5. ^ 共演はマリオ・アドルフ
  6. ^ 共演はアラン・キュニーAlain Cuny

出典

  1. ^ a b c d e f g h 別冊宝島2551『日本の女優 100人』p.14.
  2. ^ 岸惠子「かつて在りし我が師」神奈川県立横浜平沼高等学校創立百周年記念実行委員会・歴史編纂部会編『創立百周年記念誌 同窓会編 (真澄会編) 花たちばな―卒業生一世紀の証言』神奈川県立横浜平沼高等学校、2000年10月28日 発行、238~239頁。
  3. ^ 『週刊AERA1994年10月10日号 P.55
  4. ^ a b 岸惠子 2021, pp. 95–97.
  5. ^ 岸惠子自伝―卵を割らなければ、オムレツは食べられない(特設サイト)”. 岩波書店. 2022年3月15日閲覧。
  6. ^ 『映連時報』1955年6月号、日本映画連合会事務局。
  7. ^ 『朝日新聞』1955年5月22日付朝刊、11頁、「岸恵子に女優主演賞 東南アジア映画祭」。
  8. ^ 『朝日新聞』1955年6月19日付朝刊、11頁、「岸恵子に白羽の矢 日英合作映画の主演女優 デヴィッドリーン監督『風は知らない』」。
  9. ^ a b 岸惠子 2021, pp. 98–103.
  10. ^ BFI”. 2013年8月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年8月3日閲覧。
  11. ^ 『朝日新聞』1956年1月17日付朝刊、7頁、「岸恵子の起用決る ダリュー、マレーと共演 日仏初の合作映画」。
  12. ^ 岸惠子 2021, p. 108.
  13. ^ 秦早穂子江藤文夫「岸惠子論」 『映画評論』1962年1月号、25-31頁。
  14. ^ 岸惠子「ギャラをウクライナの難民に寄付したい」8月「私の最後の舞台になる」トークショー”. 日刊スポーツ (2022年5月18日). 2022年5月18日閲覧。
  15. ^ 岸惠子 2021, pp. 162–167.
  16. ^ https://www.allcinema.net/cinema/143925
  17. ^ オールタイム・ベスト10 日本映画男優・女優”. KINENOTE. キネマ旬報社 (2014年12月). 2016年9月23日閲覧。
  18. ^ 『サンケイグラフ』1955年2月27日号、産業経済新聞社。
  19. ^ a b http://anincline.com/kishi-keiko/
  20. ^ 岸惠子 2021.
  21. ^ “映画「裸足の季節」6月公開 ウォーレン・エリス(DIRTY THREE)が音楽を担当”. CDJournal ニュース. (2016年5月20日). https://www.cdjournal.com/main/news/warren-ellis/71491 2019年9月2日閲覧。 
  22. ^ a b 『女性自身』1981年5月14日・21日合併号。
  23. ^ 編集委員 小林明 (2021年5月28日). “岸惠子、後悔は「戦場にかける橋」 出演を断ったワケ(エンタメ! 裏読みWAVE)”. NIKKEI STYLE. 日本経済新聞社 / 日経BP. 2021年6月2日閲覧。
  24. ^ 「ショーケン」p.53。著者・萩原健一。講談社。2008年
  25. ^ 編集委員 小林明 (2021年6月4日). “岸惠子 勝新に対峙したショーケン、力道山との最後(エンタメ! 裏読みWAVE)”. NIKKEI STYLE. 日本経済新聞社 / 日経BP. 2022年4月28日閲覧。
  26. ^ スパイ・ゾルゲ 真珠湾前夜
  27. ^ Du rififi à Tokyo
  28. ^ 太陽が目にしみる
  29. ^ 日仏合作ドラマ 真夜中の太陽 - NHK名作選(動画・静止画) NHKアーカイブス
  30. ^ 清原果耶とのリレー。
  31. ^ “NHK終戦の日関連ドラマに岸惠子、清原果耶、安藤サクラら出演”. ORICON NEWS (oricon ME). (2019年5月10日). https://www.oricon.co.jp/news/2135235/full/ 2019年7月22日閲覧。 
  32. ^ 日本のテレビCM史の流れを変えた異才 - 今村昭物語(12)”. 電通報 (2016年11月13日). 2016年11月13日閲覧。
  33. ^ a b c 岸恵子のCM出演情報”. ORICON STYLE. 2016年11月27日閲覧。






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