岳麓書院蔵秦簡とは? わかりやすく解説

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岳麓書院蔵秦簡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/29 14:28 UTC 版)

岳麓書院蔵秦簡
通称 岳麓秦簡
作製年代 秦代
発見年月 2007年12月(購入分)
2008年8月(寄贈分)
入手経路 香港から岳麓書院が購入
香港の収蔵家が岳麓書院に寄贈
資料データ
数量 2100枚(購入分総数)
1300枚(購入分完整簡)
76枚(寄贈分)
内容 「質日」「為吏治官及黔首」「占夢書」「数書」「奏讞書」「秦律雑抄」「秦令雑抄」
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岳麓書院蔵秦簡(がくろくしょいんぞうしんかん)は、中国湖南大学岳麓書院が所蔵する秦代の簡牘である。

概要

2007年12月、湖南大学岳麓書院は大学の支援を受けて、香港から秦簡を購入した。竹簡の総数は2100枚、そのうち完整簡は1300枚あまりである。これとは別に2008年8月、香港の収蔵家が竹簡76枚を岳麓書院に寄贈した。

内容は、「質日」「為吏治官及黔首」「占夢書」「数書」「奏讞書」「秦律雑抄」「秦令雑抄」の7種に分類される。

参考文献

  • 柿沼陽平編訳注『岳麓書院蔵秦簡 「為獄等状四種」訳注:裁判記録からみる戦国末期の秦』(平凡社東洋文庫(上・下)、2024年6月)
  • 横田恭三『中国古代簡牘のすべて』(2012年二玄社
  • 宮宅潔『嶽麓書院所藏簡《秦律令(壹)》譯注』(2023年汲古書院



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