メタルギアシリーズ
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メタルギアシリーズ | |
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ジャンル | ステルスゲーム |
開発元 |
コナミデジタルエンタテインメント 小島プロダクション |
発売元 | コナミデジタルエンタテインメント |
主な製作者 | 小島秀夫 |
1作目 |
メタルギア (1987年7月13日) |
最新作 |
メタルギアサヴァイヴ (2018年2月21日) |
スピンオフ作品 | #スピンオフを参照 |
公式サイト | メタルギアポータル |
概要
1986年、小島秀夫がコナミに入社した直後、初めてコナミ社でゲームプランナー(小島は自身の立ち位置を「監督」と称している)として第一作『メタルギア』の制作に着手し翌年1987年に発売。「隠れる」ことをゲームの趣旨とする本作は、のちにステルスゲームと呼ばれるジャンルにおいて日本で初めて作られた作品として名高い。
1990年には続編『メタルギア2 ソリッドスネーク』が発売。1998年9月3日には第3作として『メタルギアソリッド』がリリース。米「フォーチュン」誌により「20世紀最高のシナリオ」と称され、全世界で600万本を売り上げる人気作となった。これ以降、『メタルギアソリッド』の続編および『メタルギア』を冠したスピンオフ作品が出続け、シリーズ化。
その後も小島は大半のシリーズ作に何らかの形で関わり続けたが、2015年12月にKDEを退社。2018年には小島が関与しない初の作品となる『メタルギア サヴァイヴ』が発表[3]され、シリーズは小島の手を離れても継続している。
小島は『メタルギアソリッド』以降のシリーズの大きなテーマとして「遺伝子操作」「反戦反核」を伝えること、とインタビューで言っており、それが「説教くさくなる」というプレイヤーの批判は承知で、メタルギアシリーズには「反戦反核」のメッセージを可能な限り取り入れたいと語っている[4]。
略称は「メタルギア」の場合『MG (METAL GEAR)』、「メタルギアソリッド」の場合『MGS (METAL GEAR SOLID)』となる。なお、MGSに関してはM・G・Sがそれぞれ「MEME(ミーム : 文化的遺伝子)」、「GENE(ジーン : 遺伝子)」、「SCENE(シーン : 時代)」の頭文字とされる場合もあり、これはシリーズ第3作から第5作までのテーマを象徴している(対応は『MGS2』・『MGS』・『MGS3』の順)。ただし、これら用語の頭文字を合わせた結果、偶然「MGS」となっただけであり、意図して「MGS」となるような組み合せを選んだのではないとしている[5]。また、ゲームの発売前トレーラーやCMなどで「メタル」という略称も用いられている。
シリーズ作品
1987 | メタルギア |
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メタルギア(FC版) | |
1988 | |
1989 | |
1990 | Snake's Revenge |
メタルギア2 ソリッドスネーク | |
1991 | |
1992 | |
1993 | |
1994 | |
1995 | |
1996 | |
1997 | |
1998 | メタルギアソリッド |
1999 | メタルギアソリッド インテグラル |
2000 | メタルギア ゴーストバベル |
2001 | メタルギアソリッド2 サンズ・オブ・リバティ |
2002 | ザ・ドキュメント・オブ メタルギアソリッド2 |
メタルギアソリッド2 サブスタンス | |
2003 | |
2004 | メタルギアソリッド ザ・ツインスネークス |
メタルギアソリッド3 スネークイーター | |
メタルギアアシッド | |
2005 | メタルギアアシッド2 |
メタルギアソリッド3 サブシスタンス | |
2006 | メタルギアソリッド バンドデシネ |
メタルギアソリッド ポータブル・オプス | |
2007 | メタルギア 20thアニバーサリー メタルギアソリッド コレクション |
メタルギアソリッド ポータブル・オプス+ | |
2008 | メタルギアソリッド モバイル |
METAL GEAR AC!D MOBILE | |
メタルギアソリッド4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット | |
メタルギアソリッド2 バンドデシネ | |
メタルギアソリッド4 データベース | |
2009 | メタルギアソリッド タッチ |
2010 | メタルギアソリッド ピースウォーカー |
メタルギア アーケード | |
2011 | メタルギアソリッド ピースウォーカー HDエディション |
メタルギアソリッド HDエディション | |
2012 | メタルギアソリッド スネークイーター 3D |
メタルギア ソリッド ソーシャル・オプス | |
2013 | メタルギア ライジング リベンジェンス |
メタルギア ソリッド レガシーコレクション | |
2014 | メタルギアソリッドV グラウンド・ゼロズ |
2015 | メタルギアソリッドV ファントムペイン |
2016 | メタルギアソリッドV グラウンド・ゼロズ+ファントムペイン |
2017 | |
2018 | メタルギア サヴァイヴ |
2019 | |
2020 | |
2021 | |
2022 | |
2023 | メタルギアソリッド マスターコレクションVol.1 |
小島秀夫監督作品
特記がなければ日付はいずれも日本における発売日を示す。
- メタルギア (1987年7月13日・MSX2)
- メタルギア2 ソリッドスネーク (1990年7月20日・MSX2)
- メタルギアソリッド (1998年9月3日・PS / 2000年9月24日・Win、Win版は欧米のみ発売)
- メタルギアソリッド2 サンズ・オブ・リバティ (2001年11月29日・PS2)
- メタルギアソリッド3 スネークイーター (2004年12月16日・PS2)
- メタルギアソリッド4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット (2008年6月12日・PS3)
- メタルギアソリッド ピースウォーカー (2010年4月29日・PSP)
- メタルギアソリッドV グラウンド・ゼロズ (2014年3月20日・PS3 / Xbox 360 / PS4 / 2014年9月4日・Xbox One / 2014年12月18日・PC)
- メタルギアソリッドV ファントムペイン (2015年9月2日・PS3 / Xbox 360 / PS4 / Xbox One / PC)
完全版・リメイク版
『メタルギアシリーズ』では一度発売された作品に様々な要素を付加させた「完全版」と名乗るものやグラフィックスの向上、電子コミック化などを行った製品が発売されている。それらに該当するものを列挙する。
日本版においては音声の英語化(『インテグラル』『ザ・ツインスネークス』『サブスタンス』)やバーチャルリアリティを用いた仮想訓練のミッション(『インテグラル』『サブスタンス』)が大きな変更点となっている。
- メタルギアソリッド インテグラル (1999年6月24日・PS / 『メタルギアソリッド』の完全版・英語音声)
- メタルギアソリッド2 サブスタンス (2002年12月19日・PS2、Win、Xbox / 『メタルギアソリッド2』の完全版・英語音声。PC、Xbox版は欧米のみ発売。)
- メタルギアソリッド ザ・ツインスネークス (2004年3月11日・GC / 『メタルギアソリッド』のリメイク版・英語音声)
- メタルギアソリッド3 サブシスタンス (2005年12月22日・PS2 / 『メタルギアソリッド3』の完全版)
- メタルギアソリッド バンドデシネ(2006年9月21日・PSP / 『メタルギアソリッド』のデジタルコミック)
- メタルギアソリッド2 バンドデシネ(2008年6月12日・DVDビデオ/ 『メタルギアソリッド2』のデジタルコミック)
- メタルギア ソリッド ピースウォーカー HD エディション (2011年11月・PS3、Xbox 360 / 『ピースウォーカー』のHD版)
- メタルギア ソリッド HD エディション (2011年11月23日・PS3、Xbox 360 / 2012年6月28日・PS Vita / 『メタルギアソリッド2』『メタルギアソリッド3』のHD版)
- メタルギアソリッド スネークイーター 3D (2012年3月8日・3DS / 『メタルギアソリッド3』のリメイク版)
- メタルギア ソリッド レガシーコレクション(2013年7月11日・PS3 / 『メタルギアソリッド』『インテグラル』のダウンロードコード・『メタルギアソリッド2』『メタルギアソリッド3』のHD版・『メタルギアソリッド4』・『ピースウォーカー』のHD版)
- メタルギアソリッドV グラウンド・ゼロズ+ファントムペイン (2016年11月10日・PS4、Xbox One、PC)
- METAL GEAR SOLID: MASTER COLLECTION Vol.1 (2023年10月24日・Switch、PS5、PS4、Xbox series X/S、PC / 『メタルギアソリッド』『メタルギアソリッド2』『メタルギアソリッド3』のHD版・『メタルギア』『メタルギア2』のHD版・FC版『メタルギア』海外版『スネークズリベンジ』・映像作品『MGSバンドデシネ』『MGS2バンドデシネ』DLC版のボーナスコンテンツ・MGSシリーズ全20曲のBGM版)
- メタルギアソリッドΔ:スネークイーター(発売時期未定・PS5 、Xbox series X/S、Steam / 『メタルギアソリッド3 スネークイーター』のリメイク作品)[6]
スピンオフ
『メタルギア』および『メタルギアソリッド』の各々のシリーズには属さないスピンオフに属する作品もいくつか存在している。それらに該当するものを列挙する。
- メタルギア (1987年12月22日・FC)
- Snake's Revenge (1990年4月・NES / 日本未発売)
- メタルギア ゴーストバベル (2000年4月27日・GBC)
- ザ・ドキュメント・オブ メタルギアソリッド2 (2002年9月12日・PS2 / 『メタルギアソリッド2』の設定資料集)
- メタルギアアシッド (2004年12月16日・PSP)
- メタルギアアシッド2 (2005年12月8日・PSP)
- メタルギアソリッド ポータブル・オプス (2006年12月21日・PSP)
- メタルギアソリッド ポータブル・オプス+ (2007年9月20日・PSP / 『ポータブル・オプス』の拡張パック)
- メタルギアソリッド モバイル (2008年1月31日・iアプリ、EZアプリ)
- メタルギアソリッド タッチ (2009年3月19日・iPhone / iPod touch / iPad)
- メタルギア アーケード (2010年12月20日・AC)
- メタルギア ソリッド ソーシャル・オプス (2012年12月8日・GREE)
- メタルギア ライジング リベンジェンス (2013年2月21日・PS3 / Xbox 360 / PC、Xbox 360・PC版は海外のみ発売)
- メタルギア サヴァイヴ(2018年2月21日・PS4 / Xbox One / PC)
- メタルギアソリッド(仮題)(公開時期未定・実写映画版[7])*主人公のソリッド・スネーク役はオスカー・アイザックが務める予定[8]。
時間軸の流れ
『メタルギアシリーズ』における小島秀夫監督作品のストーリー上の時系列を記載すると以下の通りとなる。
- メタルギアソリッド3 スネークイーター(1964年)
- メタルギアソリッド ピースウォーカー(1974年)
- メタルギアソリッドV グラウンド・ゼロズ(1975年)
- メタルギアソリッドV ファントムペイン(1984年)
- メタルギア(1995年)
- メタルギア2 ソリッドスネーク(1999年)
- メタルギアソリッド(2005年)
- メタルギアソリッド2 サンズ・オブ・リバティ(タンカー編:2007年、プラント編:2009年)
- メタルギアソリッド4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット(2014年)
また、以下の作品はシナリオライターが小島秀夫監督ではないものの、メインストーリーの流れを汲む物語として製作されている。
- メタルギアソリッド ポータブル・オプス(1970年)
- メタルギアソリッド モバイル(2005年~2007年の間)
- メタルギア ライジング リベンジェンス(2018年)[9]
さらに以下の作品は、メタルギア・サーガとは繋がりのない独立した物語になっており、通常は「パラレル」として扱われている。
- メタルギア(FC版) (1995年) - MSX2版とは「パラレル」。
- Snake's Revenge (不明) - 『メタルギア(FC版)』の続編。
- メタルギア ゴーストバベル(200X年) - 『メタルギア』から分岐。
- メタルギア アーケード(2014年) - 『メタルギアソリッド4』の一般兵での視点。
- メタルギアアシッド(2016年) - 『ゴーストバベル』の続編。
- メタルギアアシッド2(2016年以降) - 『アシッド』の続編。
- メタルギア サヴァイヴ(20XX年) - 『MGSV GZ』から分岐。異世界設定やクリーチャー登場などを理由に「パラレル」的扱いとされている。
- 1 メタルギアシリーズとは
- 2 メタルギアシリーズの概要
- 3 登場人物
- 4 備考
- 5 脚注
- 6 外部リンク
- メタルギアシリーズのページへのリンク