ようひ‐し〔ヤウヒ‐〕【羊皮紙】
羊皮紙
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/24 09:24 UTC 版)
羊皮紙(ようひし、英語: parchment, vellum)は、動物の皮を加工して筆写の材料としたもの。なお紙と付くものの、狭義の紙ではない。紙の普及以前にパピルスと同時に使われ、パピルスの入手困難な土地ではパピルスの代わりに羊皮紙やその他の材料を使った。
- ^ 箕輪成男『中世ヨーロッパの書物、修道院出版の九〇〇年』出版ニュース社、2006年、30-36頁。ISBN 9784785201234。
- ^ プリニウス 著、大槻真一郎 編『プリニウス博物誌 植物篇』八坂書房、1994年、74-75頁。ISBN 4-89694-643-X。
- ^ 箕輪, 成男『紙と羊皮紙・写本の社会史』出版ニュース社、2004年、52頁。ISBN 4-7852-0114-2。
羊皮紙
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 22:47 UTC 版)
羊皮紙はヒツジの皮を原料とするが、ヤギやウシなど、ヒツジ以外の生き物の皮が使われることも多かった。
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「羊皮紙」の例文・使い方・用例・文例
- 黄ばまれた羊皮紙
- それ以前に書かれたものが完全に消されておらず、まだ見える1つ以上のテキストが書かれている(普通パピルスまたは羊皮紙に書かれた)写本
- エスターの聖書物語が入った羊皮紙の巻き物
- ヘブライ語の聖書の最初5冊が書かれる羊皮紙の巻物
- ユダヤ人の法律に基づき羊皮紙に記載され、ユダヤ人の家庭ドアのフレームに貼り付ける場合に巻かれる申命記からの宗教的な原文
- 若い動物、たとえば子牛または子羊の皮で準備された上等な羊皮紙
- 羊皮紙に似た重いクリーム色の紙
- 擬羊皮紙という,羊などの皮をなめして書写の材料にした羊皮紙をまねて作った紙
- 学校を代表したいと思う生徒は1枚の羊皮紙に自分の名前と学校名を書き,それを炎のゴブレットに入れなければならない。
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