飛鳥井雅親とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 言葉 > 言葉 > 書家 > 飛鳥井雅親の意味・解説 

あすかい‐まさちか〔あすかゐ‐〕【飛鳥井雅親】

読み方:あすかいまさちか

[1417〜1491]室町中期歌人。号は柏木(かしわぎ)。家集に「亜槐和歌集」があり、書道飛鳥井流の祖。


飛鳥井雅親

読み方あすかい まさちか

室町中・後期歌人公卿。雅世の長子。雅親は名、号は柏木法名栄雅正二位権大納言勅命により近古以来和歌撰進した。書も能くし、飛鳥井流栄雅流)の祖。延徳2年(1490)歿、74才。

飛鳥井雅親

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/05 08:00 UTC 版)

 
飛鳥井雅親
時代 室町時代後期
生誕 応永24年(1417年) 
死没 延徳2年12月22日1491年1月31日) 
別名 柏木、猿(一字名)
戒名 栄雅
官位 正二位権大納言
主君 称光天皇後花園天皇後土御門天皇
足利義教足利義勝足利義政足利義尚
氏族 飛鳥井家
父母 父:飛鳥井雅世
兄弟 雅康
雅俊、土岐益豊
テンプレートを表示

飛鳥井 雅親(あすかい まさちか)は、室町時代中期の公卿飛鳥井雅世の長男。官位正二位権大納言飛鳥井家8代当主。

経歴

正長元年(1428年) 、将軍足利義教が主催する幕府歌会に出仕して以来、内裏や将軍家の歌道師範として活躍。享徳元年(1452年)、父の跡を受けて飛鳥井家の当主となる。寛正6年(1465年)、後花園上皇から『新続古今和歌集』に続く勅撰集編纂の院宣を受けたが応仁の乱により中断、その間は近江国柏木に隠棲し、「柏木」を雅号とした。能書家としても知られ、書道飛鳥井流(栄雅流)の祖となる。文明5年(1473年)に出家。宗祇の歌の師にあたる。

家集に『亜槐集』、『筆のまよひ』、歌論書に『和歌道しるべ』『和学入学抄』『古今栄雅抄』などがある。

系譜

出典




飛鳥井雅親と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「飛鳥井雅親」の関連用語

飛鳥井雅親のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



飛鳥井雅親のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
株式会社思文閣株式会社思文閣
Copyright(c)2025 SHIBUNKAKU Co., Ltd. ALL RIGHTS RESERVED.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの飛鳥井雅親 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS