赤方偏移

デジタル大辞泉

せきほう‐へんい〔セキハウ‐〕【赤方偏移】

読み方：せきほうへんい

遠ざかっている天体から来る光のスペクトル線の波長が、波長の長いほう、すなわち赤いほうにずれていること。ドップラー効果によって起こり、遠ざかる速度が大きいほど、ずれも大きい。レッドシフト。⇔青方偏移。

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赤方偏移

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/02/10 08:00 UTC 版)

太陽光のスペクトル（左）と比べ、遠方の銀河の光のスペクトル（右）は、フラウンホーファー線がより長波長側（赤い方）にずれている。

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赤方偏移（せきほうへんい、英: redshift）とは、主に天文学において、遠方の天体から到来する電磁波の波長が、ドップラー効果によって長くなる（可視光で言うと赤くなる）現象をいう。

赤方偏移による波長のずれは、天体の光を分光し、フラウンホーファー線を観察することによって調べることができる。波長λのスペクトルがΔλだけずれている場合、赤方偏移の量 z を

$z={\frac {\Delta \lambda }{\lambda }}$

天体の赤方偏移 z とその天体の距離（共動距離、光度距離、角径距離）の関係。平坦な宇宙モデルを仮定し、物質の密度パラメータとして $\Omega _{m0}=0.315$

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赤方偏移（せきほうへんい）

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/05/06 11:59 UTC 版)

「スクライド」の記事における「赤方偏移（せきほうへんい）」の解説

リュミエールのアルター。融合装着型。銀色の鱗のような物が目に付着し、全身に融合装着する。重力と、それにともなう光を操る力を持つ。

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「赤方偏移」の例文・使い方・用例・文例

• 宇宙赤方偏移
• 英国の天文学者で、天文学における分光分析の先駆者となり、赤方偏移を発見した（1824年−1910年）