私人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/03 02:43 UTC 版)
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私人(しじん、private individual)は、公人の対義語で、公務員などの公の職業に従事する者を除いた者の総称とされるが、下記に述べるように明確に定義されていない。
私人の概念
一般に学生や民間企業の社員(すなわち一般人[1])は概ね私人とされるが、メディアにおける露出が多い者であれば、私人に分類されないという傾向がある。また、下記のように公人・私人が同一人物の場合や、「個人」との混同もみられる。
- 公人・私人が同一人物の例
- 国会議員が靖国神社を参拝した際の記者団からの定番の質問が、「公人」か「私人」かである。この場合、公人・私人ともに同一人格だが、記帳の際に公職の職名を明記すると「公人」扱いされる。
- 「個人」との混同
- 法規や社会科学用語など外国語からの翻訳が多いのだが、しばしば「私人」と「個人」との混同がみられる。
脚注
関連項目
「私人」の例文・使い方・用例・文例
- 一私人.
- 彼は公人としては人と交際するが私人として人と交際しない
- 公共的立場を離れた一人の私人であること
- 公法上の法律関係を発生させるための,国家と私人との契約
- 公用徴収という,公益事業のためにする私人財産の強制徴収
- 私人が作成した憲法の草案
- 私人の立場で署名した証書
- 民事訴訟法という,私人間の紛争を国家の裁判権により強制的に解決する手続きを定めた法律において,当事者双方が出頭して口頭弁論を行うこと
- 私人の経営であること
- 郵便局に設置された私人使用の郵便受け箱
- 自由放任主義という,経済活動を私人,私企業の自由にまかせ,国家が干渉しない政策
- 私人の対等関係を規定した法律
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