夫婦喧嘩とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 生活 > 暮らし > 喧嘩 > 夫婦喧嘩の意味・解説 

夫婦げんか

読み方:ふうふげんか
別表記:夫婦喧嘩

夫婦喧嘩をすること。夫婦間諍い。ふつうは口げんかを指す。

ふうふ‐げんか〔‐ゲンクワ〕【夫婦××嘩】

読み方:ふうふげんか

夫と妻との間のいさかい


夫婦喧嘩

作者赤川次郎

収載図書ショートショート 勝手にしゃべる女
出版社新潮社
刊行年月1986.6


夫婦喧嘩

作者半村良

収載図書能登怪異譚
出版社集英社
刊行年月1987.10

収載図書赤い酒場
出版社出版芸術社
刊行年月1993.5
シリーズ名ふしぎ文学館

収載図書能登怪異譚
出版社集英社
刊行年月1993.7
シリーズ名集英社文庫


夫婦喧嘩

作者てらしまくにお

収載図書石の花―3分間読める短篇小説
出版社近代文芸社
刊行年月1996.8


夫婦喧嘩

作者井上変里

収載図書短編集 ソフトドリンク
出版社日本図刊行
刊行年月1998.10


夫婦喧嘩

作者矢橋

収載図書あなたに贈る「安全運転」―交通安全ショートショート
出版社モビリティ文化出版
刊行年月2005.10

収載図書Give way交通安全ショート・ショート
出版社中日出版社
刊行年月2008.10


夫婦喧嘩

作者アントン・チェーホフ

収載図書チェーホフ・ユモレスカ 2
出版社新潮社
刊行年月2007.8


夫婦喧嘩

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/31 23:16 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

夫婦喧嘩(ふうふげんか)とは、夫婦の間での喧嘩のことである。

概説

夫婦喧嘩は、喧嘩の中でも最もありふれたものに分類される類のものである。

昔から「夫婦喧嘩は犬も喰わない[1]」と言うが、この表現には、夫婦喧嘩というのは放置しておいても自分たちで勝手に仲直りしてしまう、よけいなおせっかいはしないほうがいい、という意味が込められている[2]。ただしこれらの考え方が警察や行政によるドメスティックバイオレンスモラルハラスメント対策の遅れを招いたとの批判も存在する[3][4]

近年では夫婦喧嘩に関するアンケート調査も行われているほか、この仲裁警察官が出動するケースも多い[5]

また、夫婦喧嘩を起こさないためのノウハウや、喧嘩をこじらせない方法などに関する書籍も何冊も出版されている。

夫婦喧嘩の傾向

株式会社結婚情報センター(Nozze)が、2008年に、20~60代の既婚男女660人(男女比1:1)を対象に、夫婦喧嘩に関するアンケート調査を行ったことがある[6]。そのアンケート調査では次のような結果が出た。

  • 夫婦喧嘩の頻度[6]
    • 毎日:2.3%[6]
    • 週1~2回 : 16.2%[6]
    • 月1~2回 : 27.0%[6]
    • 年1~2回 : 25.3%[6]
    • 数年に1度 : 19.2%[6]
    • 喧嘩しない : 10.0%[6]
  • 配偶者とのケンカから仲直りまでの平均時間
    • 寝て、起きたら仲直りする(している):44.8%[6]
    • ケンカしたらすぐ仲直りする:24.7%[6]
    • 2~3日は必要:22.7%[6]
なお「2~3日」から「1週間以上」までの、長期戦になる人を合わせると、30%存在している[6]
  • 仲直りするとき、どちらから歩み寄ることが多いか[6]
全国平均ではこのように「夫が歩み寄る」(夫が折れる)ほうが多い、との結果が出た。ただし、北陸地方中国地方四国地方・九州地方では「妻から歩み寄る」が42%~44%と、夫を立てる妻が多いとの結果が出た[6]
  • (夫婦喧嘩で)離婚の危機に瀕したことがあるか
    • はい:18.5%[6]
    • いいえ:81.5%[6]

なお、地域ごとに傾向があり、たとえば甲信越地方は「ケンカの頻度」が高く、仲直りは「夫から歩み寄る」割合が高い。四国地方は、「ケンカの頻度」がかなり低く、仲直りは「妻から歩み寄る」割合がかなり高い。九州地方は、仲直りは「妻から歩み寄る」割合がかなり高く、「離婚の危機」が低い。沖縄は、ケンカの原因の2位に「家計・金銭トラブル」が入っており、「離婚の危機」が高い。

2013年にNHKの番組「あさイチ」が既婚者に対するネットアンケートを行ったところ、「夫婦喧嘩をしますか?」との設問に対して、回答者2800人のうち「喧嘩をする」と回答した人は72%[7]。「しない」と回答した人は22%にとどまった[7]

最近の日本の夫婦喧嘩の傾向としては、家事炊事掃除洗濯)のしかた、あるいはちょっとした物の置き場所など、日常的で些細なことをきっかけとして喧嘩を始めて、やがて互いの言葉の選び方や言葉の抑揚や調子が互いの感情を逆なでするようなことも加わり、喧嘩をすっかり大きなものにしてしまうことも多い[7]

脚注

  1. ^ まず基本的には、何でも喰いたがるはずの雑食性のですら 夫婦げんかは喰わない、それくらい“喰えない”ものだ、という意味である。
  2. ^ 平凡社『世界大百科事典』vol.9 p.37「喧嘩」竹内常一 執筆
  3. ^ DV被害・子供への暴力有限会社北原調査事務所
  4. ^ DV相談増加「飲酒暴力」の撲滅も課題だ琉球新報2015年3月2日閲覧
  5. ^ 警察24時より。
  6. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w 株式会社結婚情報センター(Nozze)「夫婦喧嘩と仲直りに関するアンケート調査報告」 [1]
  7. ^ a b c NHK「あさイチ」2013年1月30日放送分。 過去放送分もNHKオンデマンド「あさイチ」で視聴可能である。

関連文献

  • 佐々木 みよ子、森岡 ハインツ『狂言の夫婦喧嘩と「暇の状」』白百合女子大学研究紀要 32, 91-116, 1996-12
  • 岡野憲一郎「「自然流」精神科医のひとりごと(17)夫婦はなぜ喧嘩をするのか?」プシコ 4(12), 54-65, 2003-12
  • 伊藤孝恵(2005) 国際結婚夫婦の価値観等の相互理解と共生、- 留学生センター紀要 [2]
  • 永井 路子『日本夫婦げんか考 』中央公論新社 2006
  • タラ・パーカー=ポープ、 古草秀子『夫婦ゲンカで男はなぜ黙るのか』NHK出版、2011
  • 二松まゆみ「夫婦の幸せ循環を呼ぶ秘訣」講談社、2010 ISBN 4062726866
  • 佐藤綾子『相手と自分の心をひらくたった2つの方法』WAVE出版 2012 ISBN 4872905652

関連項目


夫婦喧嘩

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/02 08:26 UTC 版)

喧嘩」の記事における「夫婦喧嘩」の解説

「夫婦喧嘩」も参照 株式会社結婚情報センター(Nozze)が、2008年に、2060代既婚男女660人(男女比1:1)を対象に、夫婦喧嘩に関するアンケート調査行ったことがある。それによると「夫婦喧嘩の頻度」は「月1〜2回」が 27.0%、「年1〜2回」が 25.3%であった。また「配偶者喧嘩する頻度が最も高い話題」は1位が「態度・価値観」27.3 %、2位が「子供関係(学校・教育方針など)」15.3%、3位が「家事関係(掃除 洗濯整理整頓など)」 13.5 %、という結果であった

※この「夫婦喧嘩」の解説は、「喧嘩」の解説の一部です。
「夫婦喧嘩」を含む「喧嘩」の記事については、「喧嘩」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「夫婦喧嘩」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「夫婦喧嘩」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



夫婦喧嘩と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「夫婦喧嘩」の関連用語

夫婦喧嘩のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



夫婦喧嘩のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
実用日本語表現辞典実用日本語表現辞典
Copyright © 2025実用日本語表現辞典 All Rights Reserved.
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの夫婦喧嘩 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの喧嘩 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS