まじ
まじ
[助動][まじから|まじく・まじかり|まじ|まじき・まじかる|まじけれ|○]《上代語「ましじ」の音変化》活用語の終止形に付く。ただし、ラ変型活用語には連体形に付く。
1 打消しの推量の意を表す。…ないだろう。…ないに違いない。
「唐(から)の物は、薬のほかは、なくとも事欠くまじ」〈徒然・一二〇〉
2 打消しの意志の意を表す。…ないつもりだ。…するつもりはない。
3 否定されることが当然であることを表す。…するはずがない。…ないのが当然だ。
4 不可能の推量の意を表す。…できそうもない。…できないようだ。
5 不適当・禁止の意を表す。…しないほうがよい。…てはならない。…するな。「警官としてあるまじき行為だ」
「後世を思はん者は、湛汰瓶(じんだがめ)一つも持つまじきことなり」〈徒然・九八〉
[補説] 「まじ」は「べし」の打消しと考えられる。平安時代以降、漢文訓読文の「べからず」に対して、和文では「まじ」が用いられたが、中世、連体形「まじき」のイ音便形「まじい」が現れ、新しく生じた「まい」に押されてしだいに衰えた。現代語では、5の意で「あるまじき」という形で用いるだけである。
ま‐じ【真▽風】
まじ【×蠱】
間地
姓 | 読み方 |
---|---|
間地 | まじ |
マジ
- マジ (エチオピア) - 南西エチオピア諸民族州
- マジ (イラン) - マーザンダラーン州
- マジ (オーストラリア) - ニューサウスウェールズ州
- 真面目の略。ひらがな表記では江戸時代より使われており、洒落本『にゃんの事だ』[1](1781年、天明元年)が初出であるという(『日本国語大辞典 精選版』)。
- 本気!(まじ) - 立原あゆみの漫画。
関連項目
- 南風 (まじ) - 南から吹く風
- マージ (曖昧さ回避)
- マッジ
- まじ卍 - インターネットスラング
- ジマ
- 「マジ」で始まるページの一覧
- 「まじ」で始まるページの一覧
- 「Maji」で始まるページの一覧
- タイトルに「マジ」を含むページの一覧
- Wikipedia:索引 まし
- en:Special:PrefixIndex/Maji
脚注
「 まじ」の例文・使い方・用例・文例
- 木は大きなすさまじい音を立てて倒れた
- すさまじい騒音でほとんど耳が聞こえなかった
- まじめに働く
- 不まじめな返事
- 彼女は彼をまじまじと見つめた
- 私はまじめに宿題をやった
- まじめに話したいことがある
- 君に話したことをよく考えなさい.まじめに言っているんだよ
- 彼がまじめな学生だということがわかった
- 彼はすっかり改心してまじめに働いている
- 波がすさまじい音をたてて浜辺に砕け散った
- 彼は物事をまじめに考えすぎる
- 大まじめに
- 見られたざまじゃないよ
- 私は息子を座らせまじめな話し合いをした
- まじめに生活する
- まじめくさった顔
- まじないを解く
- 彼はとてもまじめな若者だという気がする
- 巨大な穴は爆破のすさまじさを物語っていた
まじ。と同じ種類の言葉
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