ICE S
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ICE 3など動力分散方式車両の開発試験を目的に製造された。形式は410.1形。2001年8月13日の試験走行で、ドイツ鉄道とJR東日本の試験台車を使用した編成が393 km/hの最高速度を記録している。
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ICE S
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ICE Sは、1997年に登場した高速試験用列車である。ICE 3の開発試験用としてデータ収集を行い、後に高速新線の計測用車両に転用された。Sはドイツ語で高速鉄道、高速走行を表す「Schnellfahrtzug」の頭文字である。 編成は5両編成で、先頭動力車2両と中間電動車2両、中間付随車1両で構成される。動力車はICE 2をベースに小変更を加えたものを両端に配置し、編成出力は中間電動車と合わせて13,600kWとなる。ドイツ鉄道とJR東日本が共同開発を行う台車の走行試験でも用いられ、2001年7月13日には最高速度393km/hを記録している。 計測車両への転用後は高速新線各線区を年に3回走行し、センサーとカメラで線路の状況を測定する。また、開業前の高速新線を走行しての線路状態の確認も行っている。編成は動力車の410形2両、中間の測定車810形1両の3両編成を組む。
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