FIMA
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/25 06:31 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動FIMA
- フィンランド国際モルック協会 (Finland International Mölkky Association)
- 連邦保険・緩和行政部 (Federal Insurance and Mitigation Administration)
- 将来国際軍用輸送機 (Future International Military Airlifter)
- 外国および国際的な通貨当局 (Foreign and International Monetary Authorities)
FIMA
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 05:02 UTC 版)
「エアバス A400M」の記事における「FIMA」の解説
A400M計画の発端は、西側欧州各国で使用していたロッキード C-130やトランザール C-160といった輸送機の後継機種がやがて必要になると考えられたことにあった。各国が協議した結果、1982年にフランスのアエロスパシアル社(現EADS社)、イギリスのブリティッシュ・エアロスペース社(現BAEシステムズ社)、ドイツのMBB社(現EADSジャーマニー社)が、アメリカ合衆国のロッキード社(現ロッキード・マーティン社)と共に国際協同開発計画であるFIMA(Future International Military Airlifter:将来国際軍用輸送機)を開始した。当初、FIMAでは本計画によって総数2000機の需要が見込まれるとされ、1983年には各社間で覚書が交わされて、具体的な共同検討作業が開始された。 1984年には機体案や事業方式、開発費など計画の基礎が決められた。高翼配置の後退翼を持つ主翼とT型尾翼という機体外形の概要が決まり、エンジンと積載量は、ターボファン4発で30トン級のA案とターボプロップ4発で20-25トン級のB案の2つが提案され、結局、B案となった。C-130やC-160よりも大きな積載量20-25トン級で航続距離2000-2500海里と計画され、エンジンは低騒音・低公害・低燃費とされる新方式のプロップファンの採用が決定した。 1985年のパリ航空ショーでは、2重反転式プロペラを備えたプロップファン式の模型が展示された。 1987年にイタリアのアエリタリア社と、スペインのCASA社が計画に参加し、本計画を推進する機構の名称が「FIMAインターナショナル」に変更された。
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